葛西嘉資の発言 (社会労働委員会)

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○葛西参考人 今看護婦の養成についてのお話がございまして、赤十字としましては一年に六百四、五十人の看護婦を養成しておるわけであります。これは各国の赤十字ともそうでございます。これは大体一億五千万円ぐらいかかっておると思いますが、そのうちの三分の一の五千万円ぐらいが大体支部と申しますか、一般の寄付金から出ておる、そっちの会計の方から出ておるものであって、あとの三分の二が病院におんぶしておるという格好だと思います。これはできますればこういうものは医療費ということでなしにやりたいのでございますけれども、何としても病院ではいい看護婦によってやるということが必要だというようなことで、全国で三十七カ所でございますか、看護学院というものをもってやっておるのでございます。そういう点について非常に財政上負担の無理がある経営を正直のところ申しますとしておるわけでございまして、こういうものは何とかしていかなければならぬ問題だというふうに考えております。ただしかし何としても要は財源の問題に帰着いたします。そうすると今の財源というものは昔の、戦前の赤十字のように資金を持っておりますものならば、それを出してやるということもできるのでありますが、現在はそういうものは何もございません。しかしどうしてもやらなければならぬというような必要に迫られ、そして全国で約一億円ばかりのものが病院の収入の中から支出をされておるというのが実情でございます。こういうものはできるだけ避けて、合理化させていく必要があると思いますが、これは財源に関係いたしますので、非常に難渋をいたしておるというのが現状であります。

発言情報

speech_id: 103704410X00219601215_064

発言者: 葛西嘉資

speaker_id: 25628

日付: 1960-12-15

院: 衆議院

会議名: 社会労働委員会