栗山良夫の発言 (商工委員会)

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○栗山良夫君 通貨価値の安定、要するに日本の経済がインフレ化しないように措置をいたしたい、そういう意味のことだとおっしゃいました。
 そういたしますと、こういうものは今あなたのおっしゃった物価安定の範疇に入るのかどうか伺っておきたいと思います。たとえば今生産の合理化、能率化ということが非常に叫ばれております。従ってそういう範囲内においては、独占価格が強調されない限りは、国民に経済のサービスをする、そういう精神に、大企業を中心にして徹してこられれば、生産が合理化する、資本の蓄積がだんだん高まっていくに連れて物価は安定し、しかも場合によっては下がっていく。たとえば最近のテレビジョンのようなものですね、テレビの機械ですね、そのように下がる、そういうことになり得るでしょう。
 ところが生産の合理化をやるにも、やり得ないものがありますね。たとえば例をあげますというと、このわれわれの頭をやる理容であるとか、あるいは女性の頭をととのえる美容というのですか、こういうものは、いかに生産の合理化をしようと思ってもできない。一日にやり得る能力というものはきまっているわけですね、そういうところの労働収入を、所得の二倍の報酬を保証していくということになれば、当然その料金を上げてやらなければならぬ、こういうことになるわけですよ。これはそういう例はたくさんあると思います。ほかに。そういうものについて、所得の二倍を指導する一方において、物価安定の政策をとるという場合に、その料金というものは、現内閣はやはり抑えていくのか、あるいはそれは上げていくのか、そういうところは、国民の非常に迷っているところだと思いますが、これを伺いたい。

発言情報

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発言者: 栗山良夫

speaker_id: 24197

日付: 1960-12-19

院: 参議院

会議名: 商工委員会