西崎太郎の発言 (逓信委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○説明員(西崎太郎君) カラーテレビにつきましては、今、野上先生からお話がありましたように、標準方式をきめまして、去る九月の十日から東京、大阪八局が本格的な放送を始めておるという段階でありまして、その後の受像機の普及はどういう状態かという、その御質問だと思うのですが、実はこのカラーテレビの受像機の普及状況、これの実数を把握するということが実際問題としまして非常にむずかしい問題でありまして、的確な数は把握いたしておりませんが、私の方で、メーカーの団体であります電気機械工業会というのがございます。ここの調査をもとにいたしますと、今年の九月末で二十一インチ型が千八百八十九台、それから日本で開発しました十七インチ型というのが四百二十六台、合計二千三百十五台という数字が出ております。ただ、これは生産の実績でございまして、はたしてこのうちどの程度が一般の家庭なり業務用なり、需要者の手に渡っておるかということは、実ははっきりわからないわけであります。おそらく、このうちの半分が需要者の手に渡っておるのじゃないか、こういうふうに見ておる次第でございます。これからの普及の情勢はどうかという点につきましては、まだ何とも申し上げかねるわけでありまして、われわれの方としましては、これに特に注意を払いまして、その動きを見ておるということでございますが、しかし、いずれにいたしましても、白黒の場合のような急激の伸びというものは期待できないのではないか。やはり受像機の値段が、御承知のように現在十七インチで四十万円、それから二十一インチで五十万円という高額でございます。従いまして、これの低廉化ということが、やはり普及の場合の相当大きな前提をなす。それと同時に、ことに地方におきましては、このカラーの放送に必要なマイクロ回線というものの整備なども前提になるのではないかと、こういうふうに考えております。

発言情報

speech_id: 103714816X00219601215_029

発言者: 西崎太郎

speaker_id: 20096

日付: 1960-12-15

院: 参議院

会議名: 逓信委員会