逓信委員会
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会
会議録情報#0
昭和三十五年十二月十五日(木曜日)
午後一時十五分開会
—————————————
出席者は左の通り。
委員長 鈴木 恭一君
理事
柴田 栄君
手島 栄君
松平 勇雄君
森中 守義君
委員
植竹 春彦君
新谷寅三郎君
寺尾 豊君
最上 英子君
谷村 貞治君
鈴木 強君
野上 元君
光村 甚助君
山田 節男君
奥 むめお君
国務大臣
郵 政 大 臣 小金 義照君
政府委員
郵政政務次官 森山 欽司君
郵政大臣官房長 荒巻伊勢雄君
郵政大臣官房人
事部長 長田 裕二君
郵政省郵務局長 板野 學君
事務局側
常 任 委 員 勝矢 和三君
説明員
郵政省電気通信
監理官 岩元 巌君
郵政省貯金局長 大塚 茂君
郵政省簡易保険
局長 西村 尚治君
郵政省電波監理
局長 西崎 太郎君
郵政省経理局長 佐方 信博君
日本電信電話公
社総裁 大橋 八郎君
日本電信電話公
社副総裁 横田 信夫君
日本電信電話公
社施設局長 平山 温君
日本電信電話公
社技術長 米沢 滋君
—————————————
本日の会議に付した案件
○郵政事業及び電気通信事業の運営並
びに電波に関する調査
(郵政事業一般に関する件)
(日本電信電話公社の事業概況に関
する件)
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この発言だけを見る →午後一時十五分開会
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出席者は左の通り。
委員長 鈴木 恭一君
理事
柴田 栄君
手島 栄君
松平 勇雄君
森中 守義君
委員
植竹 春彦君
新谷寅三郎君
寺尾 豊君
最上 英子君
谷村 貞治君
鈴木 強君
野上 元君
光村 甚助君
山田 節男君
奥 むめお君
国務大臣
郵 政 大 臣 小金 義照君
政府委員
郵政政務次官 森山 欽司君
郵政大臣官房長 荒巻伊勢雄君
郵政大臣官房人
事部長 長田 裕二君
郵政省郵務局長 板野 學君
事務局側
常 任 委 員 勝矢 和三君
説明員
郵政省電気通信
監理官 岩元 巌君
郵政省貯金局長 大塚 茂君
郵政省簡易保険
局長 西村 尚治君
郵政省電波監理
局長 西崎 太郎君
郵政省経理局長 佐方 信博君
日本電信電話公
社総裁 大橋 八郎君
日本電信電話公
社副総裁 横田 信夫君
日本電信電話公
社施設局長 平山 温君
日本電信電話公
社技術長 米沢 滋君
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本日の会議に付した案件
○郵政事業及び電気通信事業の運営並
びに電波に関する調査
(郵政事業一般に関する件)
(日本電信電話公社の事業概況に関
する件)
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鈴
鈴木恭一#1
○委員長(鈴木恭一君) ただいまから開会いたします。
郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。
郵政大臣小金義照君より発言を求められております。
この発言だけを見る →郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。
郵政大臣小金義照君より発言を求められております。
小
小金義照#2
○国務大臣(小金義照君) 私、小金義照でございます。このたび郵政大臣を拝命いたしましたが、郵政省の仕事につきましては全くのしろうとと申し上げるよりほかございません。目下関係幹部の諸君から、事業内容について説明を聞く、そのほかいろいろなことでせっかく勉強中でございます。幸いここにおられます皆様方は、すべて郵政事業に関連いたしましては精通されたエキスパートあるいはベテランと申しますか、そういう方々ばかりでございますので、皆様方の御指導、御鞭撻によりまして、この重責を大過なく果たして参りたいと存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
この機会をかりまして、郵政事業の現況等につきまして簡単に御説明申し上げたいと存じます。
先般の全逓の年末闘争により、一、二の郵政局管内におきまして、若干の郵便物の滞留が発生しておりましたが、さる十日交渉が円満に妥結いたしましたので、近いうちにこれらの滞貨は一掃されるものと存じます。国民各位にいろいろと御心配をかけ御迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。なお、右のような次第でございますので、年賀郵便を初めとする年末年首の郵便業務も円滑に運行できるものと考えております。闘争妥結のためになされた皆様方の御配慮に対しましては、ここに厚くお托申し上げたいと存じます。
次に、郵便料金調整の問題でございますが、郵便料金は昭和二十六年以降改定されることなく今日に至っておりますので、その間の人件費、物件費の増高、その他、原価的に採算のとれない第三種以降の郵便物の激増等のために、事業財政は逼迫を告げ、明年度以降は相当程度の赤字を予想されております。従いまして、この際、事業収支の均衡を得るため郵便料金の調整を行なう必要があると考えまして、先般、郵政審議会に対して諮問いたしておきましたが、近くその答申が行なわれることとなっております。その答申を受けまして、次の通常国会に料金改定の法案を提出する予定でございますので、何とぞよろしく御審議下さいますようお願い申し上げます。
なお、郵便為替及び郵便振替貯金の料金につきましても、これは郵便の場合に比較しますと、問題はずっと小さくなるのでございますが、ほぼ同様の理由によりまして改定を考え、同じく郵政審議会に諮問し、次の国会に法案提出のつもりでございます。
次に、明年度予算についてでございますが、現在概算要求中の郵政事業特別会計の歳出総額は二千百三十九億円でありまして、前年度に比べまして一三パーセンドの増となっております。この概算予算は、先般来しばしば問題となりました増員と非常勤職員の定員化等の人的施設の増強を初めとして、郵便集配施設の増強、窓口機関の増置、局舎の改善、国民貯蓄の増強等に重点を置いて編成し、目下大蔵省と折衝いたしております。なお、一般会計におきましても、有線放送電話の普及整備に対する助成金を初めとして、種々の施策のための経費が要求せられております。この予算の確保は、先に述べました料金調整と相待って事業の正常化の正死命を制するものでありますので、よろしく御支援を賜わりますようお願い申し上げます。
最後に、本国会に提案中の案件で当省に関係のありますものにつきまして御説明申し上げます。
まず、補正予算の件でございますが、人事院勧告に基づく一般職員の給与改定及び郵政事業職員の給与に関する仲裁裁定実施による経費等の不足額を補うため、郵政事業特別会計においては四十二億円、郵便貯金特別会計においては二十四億円、簡易生命保険及び郵便年金特別会計では九億円、一般会計では八千万円をそれぞれ提出いたしております。
次に、定員法の改正につきましては、郵便取り扱い業務量の増加、電気通信施設の拡充、特定郵便局の増置等に伴う要員、計四千五百六十四人の増員を行なうよう改正案を出してございます。
以上簡単でございますが、目下の重要事項を御説明申し上げて、就任のごあいさつを終わります。どうぞよろしくお願い申し上げます。拍手
この発言だけを見る →この機会をかりまして、郵政事業の現況等につきまして簡単に御説明申し上げたいと存じます。
先般の全逓の年末闘争により、一、二の郵政局管内におきまして、若干の郵便物の滞留が発生しておりましたが、さる十日交渉が円満に妥結いたしましたので、近いうちにこれらの滞貨は一掃されるものと存じます。国民各位にいろいろと御心配をかけ御迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。なお、右のような次第でございますので、年賀郵便を初めとする年末年首の郵便業務も円滑に運行できるものと考えております。闘争妥結のためになされた皆様方の御配慮に対しましては、ここに厚くお托申し上げたいと存じます。
次に、郵便料金調整の問題でございますが、郵便料金は昭和二十六年以降改定されることなく今日に至っておりますので、その間の人件費、物件費の増高、その他、原価的に採算のとれない第三種以降の郵便物の激増等のために、事業財政は逼迫を告げ、明年度以降は相当程度の赤字を予想されております。従いまして、この際、事業収支の均衡を得るため郵便料金の調整を行なう必要があると考えまして、先般、郵政審議会に対して諮問いたしておきましたが、近くその答申が行なわれることとなっております。その答申を受けまして、次の通常国会に料金改定の法案を提出する予定でございますので、何とぞよろしく御審議下さいますようお願い申し上げます。
なお、郵便為替及び郵便振替貯金の料金につきましても、これは郵便の場合に比較しますと、問題はずっと小さくなるのでございますが、ほぼ同様の理由によりまして改定を考え、同じく郵政審議会に諮問し、次の国会に法案提出のつもりでございます。
次に、明年度予算についてでございますが、現在概算要求中の郵政事業特別会計の歳出総額は二千百三十九億円でありまして、前年度に比べまして一三パーセンドの増となっております。この概算予算は、先般来しばしば問題となりました増員と非常勤職員の定員化等の人的施設の増強を初めとして、郵便集配施設の増強、窓口機関の増置、局舎の改善、国民貯蓄の増強等に重点を置いて編成し、目下大蔵省と折衝いたしております。なお、一般会計におきましても、有線放送電話の普及整備に対する助成金を初めとして、種々の施策のための経費が要求せられております。この予算の確保は、先に述べました料金調整と相待って事業の正常化の正死命を制するものでありますので、よろしく御支援を賜わりますようお願い申し上げます。
最後に、本国会に提案中の案件で当省に関係のありますものにつきまして御説明申し上げます。
まず、補正予算の件でございますが、人事院勧告に基づく一般職員の給与改定及び郵政事業職員の給与に関する仲裁裁定実施による経費等の不足額を補うため、郵政事業特別会計においては四十二億円、郵便貯金特別会計においては二十四億円、簡易生命保険及び郵便年金特別会計では九億円、一般会計では八千万円をそれぞれ提出いたしております。
次に、定員法の改正につきましては、郵便取り扱い業務量の増加、電気通信施設の拡充、特定郵便局の増置等に伴う要員、計四千五百六十四人の増員を行なうよう改正案を出してございます。
以上簡単でございますが、目下の重要事項を御説明申し上げて、就任のごあいさつを終わります。どうぞよろしくお願い申し上げます。拍手
鈴
大
大橋八郎#4
○説明員(大橋八郎君) 電信電話事業につきましては、平素格別の御配意と御支援を賜わっておりまして、まことにありがたく、厚くお礼申し上げます。
電信電話事業につきまして概況を御報告させていただきます。
まず、本年度の経営状況でありますが、予算におきましては、本年度の事業収入を二千二百九億円と見込んでおりましたが、十月末現在におきます実績は千三百四十六億円でありまして、順調な歩みを続けております。
次に、建設勘定工事につきましては、成立予算額は千二百八十六億円でございますが、これに前年度からの繰越額七十二億円を加えた建設工事総額千三百五十八億円に対し、十月末現在におきます支出額は七百三十九億円でありまして、五四・四%(昨年は四五・五%)の進捗率となっております。また、加入電話の増設計画も予算の三十七万加入に対し、十月末までに二十四万加入の加設を了し、年間予定の五九%を消化しておりまして、いずれも順調に進んでおります。
次に、前国会において御審議をわずらわしました外債の発行につきましては、その後、郵政省、大蔵省等と協議しつつ、米国側と折衝して参りましたが、九日に至り米国引き受け幹事銀行が決定し、その代表団が来日し、債券の発打に関する登録届出書案等の作成方につき打ち合わせを行なって参りましたが、公社といたしましては、今後引き続き関係方面の御協力のもとに発行の準備を進めて参りたいと存じております。
次に、電信電話料金体系の合理化につきましては、しばしば本委員会におきましても御質疑のあったところでありますが、公社としましても、通信技術の革新及び社会生活園の著しい拡大等に対処するため、料金体系を合理化する必要性を痛感し、検討を進めて参りましたが、本年六月よりは部外有識者からなる電信電話料金調査会において十数回にわたり審議を願っておる次第であります。調査会の結論は今月中には出されるものと考えられますので、その結論に沿い、必要な手続を経て料金改定案を作成いたし、いずれ御審議をわずらわしたいと考えております。
最後に、最近の労働情勢でありますが、公社は全電通労組との間に仲裁裁定の実施、年末手当の支給等の諸問題を中心として、十月中旬以降累次にわたり団体交渉を続けて参りましたが、十二月九日に至り仲裁裁定実施のうち、新基本給表を除きおおむね了解が成立いたしました。なお新基本給表につきましては、組合は本日の中央委員会において公社案に対する態度を決定することと相なっております。
以上簡単でございますが、事業概況の御報告をさせていただきました。
この発言だけを見る →電信電話事業につきまして概況を御報告させていただきます。
まず、本年度の経営状況でありますが、予算におきましては、本年度の事業収入を二千二百九億円と見込んでおりましたが、十月末現在におきます実績は千三百四十六億円でありまして、順調な歩みを続けております。
次に、建設勘定工事につきましては、成立予算額は千二百八十六億円でございますが、これに前年度からの繰越額七十二億円を加えた建設工事総額千三百五十八億円に対し、十月末現在におきます支出額は七百三十九億円でありまして、五四・四%(昨年は四五・五%)の進捗率となっております。また、加入電話の増設計画も予算の三十七万加入に対し、十月末までに二十四万加入の加設を了し、年間予定の五九%を消化しておりまして、いずれも順調に進んでおります。
次に、前国会において御審議をわずらわしました外債の発行につきましては、その後、郵政省、大蔵省等と協議しつつ、米国側と折衝して参りましたが、九日に至り米国引き受け幹事銀行が決定し、その代表団が来日し、債券の発打に関する登録届出書案等の作成方につき打ち合わせを行なって参りましたが、公社といたしましては、今後引き続き関係方面の御協力のもとに発行の準備を進めて参りたいと存じております。
次に、電信電話料金体系の合理化につきましては、しばしば本委員会におきましても御質疑のあったところでありますが、公社としましても、通信技術の革新及び社会生活園の著しい拡大等に対処するため、料金体系を合理化する必要性を痛感し、検討を進めて参りましたが、本年六月よりは部外有識者からなる電信電話料金調査会において十数回にわたり審議を願っておる次第であります。調査会の結論は今月中には出されるものと考えられますので、その結論に沿い、必要な手続を経て料金改定案を作成いたし、いずれ御審議をわずらわしたいと考えております。
最後に、最近の労働情勢でありますが、公社は全電通労組との間に仲裁裁定の実施、年末手当の支給等の諸問題を中心として、十月中旬以降累次にわたり団体交渉を続けて参りましたが、十二月九日に至り仲裁裁定実施のうち、新基本給表を除きおおむね了解が成立いたしました。なお新基本給表につきましては、組合は本日の中央委員会において公社案に対する態度を決定することと相なっております。
以上簡単でございますが、事業概況の御報告をさせていただきました。
鈴
光
光村甚助#6
○光村甚助君 ここ五、六年の間に内閣がかわりますたびに小金さんも大臣の候補者にあがっていたのですが、一ぺんも大臣になられずに、今回郵政大臣になられたことは非常におめでとうございます。聞くところによりますと、非常に正直な熱血漢で、また池田派の実力者だということを聞いておりますので、郵政事業に関心を持っているわれわれは非常に期待をいたしておりますから、一つ今後われわれの期待を裏切らないように御努力をお願いしたいと思います。
そこで、先の大臣の御説明の中に、簡易保険並びに郵便貯金の利用概況が出ていないのですが、郵政審議会で特に簡易保険の最高制限額については五十万円に引き上げるのが相当だということの答申も出ております。その後政府との折衝の結果はどうなっておりますか、それを伺いたいのであります。
この発言だけを見る →そこで、先の大臣の御説明の中に、簡易保険並びに郵便貯金の利用概況が出ていないのですが、郵政審議会で特に簡易保険の最高制限額については五十万円に引き上げるのが相当だということの答申も出ております。その後政府との折衝の結果はどうなっておりますか、それを伺いたいのであります。
小
小金義照#7
○国務大臣(小金義照君) 簡易保険の保険金最高制限額は昭和三十三年四月ですか、二十五万円に引き上げられまして、この金額は少し低い。簡易保険の機能を十分発揮するという立場からいきますと、もう少し引き上げるべきだという議論が出ておりまして、私もそれを承知しておりましたが、加入者からもそういう意向があり、また三十一国会におきましては、簡易生命保険法の一部改正法律案を衆参両院の建信委員会において御可決の際、政府はすみやかに保険金の最高額を引き上げるように措置すべきだ、こういうふうに私承知いたしております。先に郵政審議会に諮問いたしましたところが、その答申の中に、国労保険たる簡易保険がその使命を果たすためには、保険金の最高制限額を五十万円程度にまで引き上げるべきだ、こういうことがありましたので、前大臣からの引き継ぎもございまして、そのように目下そういう筋で当局といたしましては最高限の引き上げに関しまして、なるべくすみやかにその目標が実現できますよう努力いたしておりますけれども、何分今までのところ、まだ私も就任早々でありまして、十分な折衝の効果をここで申し上げる域に達しておりませんが、その目標に向かって十分事務当局とも力をあわせて努力をいたす所存でおります。
この発言だけを見る →光
光村甚助#8
○光村甚助君 大臣はまだ就任されて間もないから、そういう御答弁でけっこうだと思います。事務当局でもけっこうですが、答申案が出てからもう長い期間たっておりますので、私は事務当局あるいは前大臣の間でも相当折衝をいたされていると思うのです。で、ここで幾らということになると、民間保険との関係もありますし、また反対運動なんかも起こる危険性もありまするし、額が幾らだということは私は聞こうとは思いませんが、相当郵政審議会の答申に対する期待を裏切らない程度で交渉が進んでいるのかどうか、その点事務当局からでもいいからお開かせ願いたいと思います。
この発言だけを見る →西
西村尚治#9
○説明員(西村尚治君) お答え申し上げます。
昨年の十一月に大蔵省にこちらの引き上げの要望の案を提示いたしまして、引き続き鋭意折衝を重ねておるわけでありますけれども、遺憾ながらまだ最終的な結論の段階まで至っておりません。大臣も政務次官もおかわりになりましたことでありますので、よくまたお打ち合わせをいたしまして、大臣、政務次官にもお力添えをいただきまして、できるだけ努力を重ねまして、なるべく早い機会に満足するような結論まで至らしめたい、かように考えております。
この発言だけを見る →昨年の十一月に大蔵省にこちらの引き上げの要望の案を提示いたしまして、引き続き鋭意折衝を重ねておるわけでありますけれども、遺憾ながらまだ最終的な結論の段階まで至っておりません。大臣も政務次官もおかわりになりましたことでありますので、よくまたお打ち合わせをいたしまして、大臣、政務次官にもお力添えをいただきまして、できるだけ努力を重ねまして、なるべく早い機会に満足するような結論まで至らしめたい、かように考えております。
鈴
鈴
森
森山欽司#12
○政府委員(森山欽司君) 私、このたび郵政政務次官になりました森山でございます。智東かつ未熟な者でございますが、皆さんの御指導をよろしくお願いいたします。どうもありがとうございました。拍手
この発言だけを見る →光
光村甚助#13
○光村甚助君 その答弁だけではちょっと満足できないのです。三十三年度に二十五万円になったのですが、今度また、今まで上がったのは五万円刻みなんですね。そうすると三十万円とか三十五万円だということで、郵政従業員としても困ると思うし、われわれ逓信委員会といたしましても、そういう小刻みなことを毎年やられると非常に因りますので、今度は相当思い切った大幅にやってもらいたいということを一つ希望を申し述べておきます。
それから保険局長にもう一つお聞きしますが、昭和三十四年度の予算でしたか、老人ホームを大阪郵政局管内に作るということで、予算が通っているはずですが、その後進捗状況はどうなっておりますか、それをお聞きしたい。
この発言だけを見る →それから保険局長にもう一つお聞きしますが、昭和三十四年度の予算でしたか、老人ホームを大阪郵政局管内に作るということで、予算が通っているはずですが、その後進捗状況はどうなっておりますか、それをお聞きしたい。
西
西村尚治#14
○説明員(西村尚治君) 三十四年度に老人ホーム一カ所の予算が成立いたしまして、それを近畿に置こうという方針でありましたのはお説の通りでございます。ただ近畿と申しますが、もう少し具体的に申し上げますと和歌山県の白浜地方ですが、ところがあそこが急速な発展を遂げました関係でありましょう。土地の入手がだいぶ困難でございまして、実は目下まだその土地入手の折衝段階にあるわけでございます。できるだけ早くこれも了解点に達するようにということで努力をしておる次第でございます。
この発言だけを見る →光
光村甚助#15
○光村甚助君 私はこの一月私用で白浜の方に参りましたが、郵政省の当局がぐずぐずしているので土地がだんだん値上がりをしておるという事実を聞いております。そして有力者が、郵政省がそこへ建てようと思う候補地を土地のブローカーが買ったりしてじゃましている。結局は郵政省がぐずぐずしているから土地の値上がりがだんだんしていくんだと、こういうことを聞いているのです。だから三十四年度に通った予算を今まで使わずにそうしているから、土地がだんだん値上がりをして、郵政当局のやっていること自体が、何かブローカーを私はもうけさしているような考えがしてならないんです。どうして三十四年度に予算が通っているのに今までできないかということは、私には納得できないんで、ただ土地が手に入らない。土地が手に入らなければ、ほかの郵政局管内で希望しているところが幾らもあるはずなんです。今まで予算をほったらかしておくという郵政当局のやり方というものには、実際納得できないんですが、もう少し具体的に説明してもらいたい。
この発言だけを見る →西
西村尚治#16
○説明員(西村尚治君) どういうわけでああいうふうに今日まで解決しないでぐずぐずしておったかということでございますが、実は直接その当時衝に当たっておりませんので、明確なことは申し上げかねるのでありまするけれども、いろいろ各地から、何といいますか、争奪戦といいますか、よその土地からの設置要望等もございまして、明確に白浜なら白浜ということに決定いたしますのもだいぶおくれましたように聞いております。それから土地は、別にブローカーの関係などだけではございませんで、あの土地は新富線が開通いたしましたような一般的な関係がございまして、急速に土地が全般的に上がったというふうに聞いております。なおその年の予算はそういう関係で白浜の方が早急に解決のめどがっきませんでしたので、予算はもう一つの北陸の和倉に振りかえて使用したといういきさつになっております。
この発言だけを見る →光
光村甚助#17
○光村甚助君 大臣はまあ御存じないと思うんですが、三十四年度の予算で、老人ホームとか、そういう施設を作るということで予算が通っているわけなんですね。それを大体順番からいっても近畿、大阪管内がよかろうということで大体白浜が物色されていたんです。ところが郵政省が買おうという土地を大体見当をつけると、そこヘブローカーが先に行って、その土地を買ってしまう。ほかの土地を見つけると、またそこもじゃまをする。これは私は名前も知っているんですが、ここで名前なんかを申すと、非常に本人の名誉を棄損するようなことになって、申しませんが、非常にやり方が悪どいんですね。それを郵政当局がそういう悪どい連中を助けてはいないんでしょうが、結果的にはそういうふうになる。だからそういう場合には、白浜がそういう土地のつり上げをやっているんだったら、わざわざおれの方は無理にここへ建てなくてもいいのだと、ほかの郵政局管内に振りかえるような考えを示せば、そういう土地も値上がりせぬと思うんです。ただ三十四年度通った予算を今まで使わずに白浜だということにしているもんだから、向こうの連中が思い上がってしまって、そういうことをやっているんで、白浜の方でそういう土地の値上げをやったら、歓迎しないんだったら、よその郵政局管内に回すんだという考えを示せば、私は早急に片づく問題だと思うんです。だから大臣の方でもよくお聞き願いまして、予算なんというものは、ことし通ったんでさえ私は問題だと思うんです、三十四年度に通った予算なんですからね。それを遊ばして今までこういうふうに引き延ばすから土地がだんだん上がってゆくんであって、向こうがそんなんだったら、どっかよその管内でも非常に希望しているんですから、よそへ建てるぞという考えを示してもらえば私は片づくと思いますから、よく事務当局からお聞き願いまして、早急に片づけてもらいたいと思いますから、ぜひこの点をお願いしておきます。
この発言だけを見る →野
野上元#18
○野上元君 ただいま郵政大臣から所管事項の説明をお聞きしたんですが、大臣は冒頭、私はしろうとだということを言われたんですけれども、しろうとこそ革新的な意見を持ち得るわけなんですよ。くろうとになるとだめなんです。何回私がやかましく言っても、ちっとも思い切った改革をやってくれないんです。従って、しろうとである郵政大臣の方がおそらく創造力があると思うので、一つ思い切ってこの際、郵政省の体質改善のために努力してもらいたいと思うのです。
それから組合との関係については、ことしはきわめて平穏裏に交渉が妥結されたことについて、大臣並びに関係各位の御努力に対しては私は深い敬意を表します。
そこで一つだけお聞きしたいのですが、この所管事項の説明の中にもありましたが、今年度組合側との最も大きな争いの焦点は定員の問題だったと思うのです。で、その定員の問題をどのように解決されたのか、アウト・ラインだけでけっこうですから一つ御説明願いたい。
この発言だけを見る →それから組合との関係については、ことしはきわめて平穏裏に交渉が妥結されたことについて、大臣並びに関係各位の御努力に対しては私は深い敬意を表します。
そこで一つだけお聞きしたいのですが、この所管事項の説明の中にもありましたが、今年度組合側との最も大きな争いの焦点は定員の問題だったと思うのです。で、その定員の問題をどのように解決されたのか、アウト・ラインだけでけっこうですから一つ御説明願いたい。
小
小金義照#19
○国務大臣(小金義照君) 今、野上さんから御指摘になりました点は、きわめて重要でありますので、私も就任早々ではございましたが、仕事の量がふえたから機械的にただ人をふやすというのでなしに、本質的に考慮して検討した結果、これだけの人が要るという数字がいろいろ出ております。それを見まして、非常勤をできるだけ多く定員に繰り込むと、その一つが、今この特別国会に出しております法案に四千何百というのが一つありますが、そのほかにも定員化するように努力をする。なお、三十六年度の要員の必要限度を十分考慮いたしまして、最大の予算獲得の努力をいたします。大体こういう筋で御納得をいただきました。
この発言だけを見る →野
野上元#20
○野上元君 その非常勤を定員に組みかえたということは、郵政当局としては相当思い切った措置であって、われわれとしても非常に喜んでおるわけです。しかし、今回私がわきに立って見ておりますと、ただ非常勤を本務官に組みかえることに重点を置いておる。従って、人間全体としてはそうふえておらないんじゃないか。従って、一時的には気分の転換ができて仕事の能率も上がると思いますが、しかし、すぐまた引き続いてこの定員の不足の問題が起こると思うのですが、その点についてどういうふうな手を打たれようとしているのか。
この発言だけを見る →小
小金義照#21
○国務大臣(小金義照君) その問題は、ひとり郵政事業だけでなく、ほかにも現業官庁があるようでありますから、これらとも相談いたしまして、ただ特に郵政事業は日常生活にすぐにかかってくるのですから、たとえばほかの事業で、製造なんかしているので多少のことがあっても、まあがまんができる筋がありましても、郵政事業だけは、通知だとか、大事ないろいろなことがございますので、ただ政府と労働組合との間だけの問題でなく、利害が非常に国民に直接かつ重大に響きますから、他の現業ともにらみ合わせるということは、私は申しましたけれども、率先してやるつもりでございます。
この発言だけを見る →野
野上元#22
○野上元君 この問題は、大臣が誠意を持って善処されることを非常に期待をいたしますが、これは数字の問題ですから、具体的に解決をしていかないと、やはり問題が起きると思います。ただ気分だけではこの問題は解決しませんので、きょうは時間がありませんからあまり深くはお尋ねいたしませんが、将来かりに組合が時間外労働を拒否することによってのみ郵便物がどんどんたまっていくというようなことは、明らかに私は郵政当局の定員措置が妥当を欠いているんじゃないかというふうに考えますから、非常勤を定員化したからといって能事終われりではなくて、必要な定員はどんどんと増員をし、そして時間外労働を拒否されたくらいでは郵便物はたまらないというような体制を一日も早く一つ築いてもらいたい、かように考えるわけです。その点は希望しておきます。
この発言だけを見る →鈴
鈴木強#23
○鈴木強君 関連して。最初に議事進行で委員長に伺いますが、政務次官は今ここであいさつをされて帰っておられるんですわ。もちろん他に所用がある場合には、われわれは何もここにくぎづけしょうとは思いませんが、そういう場合には委員長にあらかじめ御了承を得て行っておりますか。
この発言だけを見る →鈴
鈴
鈴
鈴木強#26
○鈴木強君 年末の紛争についての事項の中で一つ関連してお尋ねしたいのでありますが、それは基本ベースの引き上げでございます。御承知の通り、人事院勧告が一二・四%で出まして、政府はこれを完全には尊重しておりませんが、とにかく十月一日から実施すると、こういうことで補正予算措置をとっておりますが、それに関連をして公企体職員ですね、郵政職員の場合ですが、なるほど人事院勧告が出る当時は、八日三十円程度の仲裁裁定による引き上げがございましたので、比較をすれば多少公企体職員の方がいいというような人事院勧告の趣旨になっておるわけでありますが、しかし、それからの情勢というのは変わっておりまして、さらに一二・四%という引き上げがございましたので、均衡がくずれていると思うんですね。ですから、これは公労法に基づいて団体交渉によって、大臣が全逓の委員長との問に協約上判こを押せば、これは法律的な効果が出てきます。また、争議が長引いて公労委に参る場合に、仲裁を提示することによって法律的な効果を生ずる。二つあると思いますが、私は当然こういう給与問題については、そういう事実が明らかになっておる以上は、率先して大臣は、全職員の給与改善について、異論ないところだと思いますから、せめて均衡をくずさないように、国家公務員と公企体職員とのべースを均衡をとるという立場に立って、八百三十円程度の引き上げと今度の人事院勧告の差額については、私はすみやかに一つ結集をして措置をとるべきではなかったかと思うんですがね。そういう点についてどうお考えですか。
この発言だけを見る →小
野
野上元#28
○野上元君 先ほどちょうど私の発言の途中だったんですが、カラーテレビの問題は本委員会で非常に重要な問題になりまして、何回も何回も繰り返し繰り返し審議を続けたんですが、郵政大臣が強引に押し切られたのです。その後カラーテレビは、あなた方がお考えになったように順調に伸びてきて、この所管事項の中に説明は要らないくらいに順調に伸びてきておるんですか。
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西崎太郎#29
○説明員(西崎太郎君) カラーテレビにつきましては、今、野上先生からお話がありましたように、標準方式をきめまして、去る九月の十日から東京、大阪八局が本格的な放送を始めておるという段階でありまして、その後の受像機の普及はどういう状態かという、その御質問だと思うのですが、実はこのカラーテレビの受像機の普及状況、これの実数を把握するということが実際問題としまして非常にむずかしい問題でありまして、的確な数は把握いたしておりませんが、私の方で、メーカーの団体であります電気機械工業会というのがございます。ここの調査をもとにいたしますと、今年の九月末で二十一インチ型が千八百八十九台、それから日本で開発しました十七インチ型というのが四百二十六台、合計二千三百十五台という数字が出ております。ただ、これは生産の実績でございまして、はたしてこのうちどの程度が一般の家庭なり業務用なり、需要者の手に渡っておるかということは、実ははっきりわからないわけであります。おそらく、このうちの半分が需要者の手に渡っておるのじゃないか、こういうふうに見ておる次第でございます。これからの普及の情勢はどうかという点につきましては、まだ何とも申し上げかねるわけでありまして、われわれの方としましては、これに特に注意を払いまして、その動きを見ておるということでございますが、しかし、いずれにいたしましても、白黒の場合のような急激の伸びというものは期待できないのではないか。やはり受像機の値段が、御承知のように現在十七インチで四十万円、それから二十一インチで五十万円という高額でございます。従いまして、これの低廉化ということが、やはり普及の場合の相当大きな前提をなす。それと同時に、ことに地方におきましては、このカラーの放送に必要なマイクロ回線というものの整備なども前提になるのではないかと、こういうふうに考えております。
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