滝井義高の発言 (社会労働委員会)

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○滝井委員 先般の理事会で、きょうの参考意見を聞くにあたって、当然古井厚生大臣が出席をするという約束のもとに本日の委員会は開かれました。しかるに、まだ参議院の答弁の番が回ってこないにもかかわらず、古井厚生大臣は衆議院のこの社会労働委員会に出席がございません。そこで、われわれは今参議院に参りまして古井厚生大臣に面会をいたしましたところ、古井厚生大臣は自由民主党の、党の方から参議院に出ろという強い命令があったので自分はここに出てきているのだ、しかし、党の方で衆議院に行けといえば衆議院に行きます。こういうことです。しからば、あなたの自主的判断は、今委員長の御発言にもありました通り、国民の重要な関心事であり、注目を集めているこの医療問題はあなたの所管であるから、当然あなたの自主的判断によって衆議院に出席すべきであるという要求をいたしましたが、黙っておりました。従って、まず第一に私たちは古井厚生大臣はこの重要な問題に対する認識がないということを認定をいたしました。さらに第二番目には、医療費の問題はそういう国民的な問題でございますから、従ってきょうは両医師会の会長に来ていただいて、その御意見を聞くわけです。こういうときに、当面の責任者である厚生大臣がそれを聞かずして参議院に出席をするということは、政治的判断から見ても当を得ない大臣の判断と行動であろうかと思います。そこで私たちといたしましては、こういう大臣を相手にして今後の日本の社会保障の推進なり厚生行政を遂行して参ることは不可能なりという判断に立ちました。従って、本日は私たちとしては安藤厚生政務次官に全面的に大臣としての責任をとっていただいて、ここに出ていただきたいと思うわけです。これに対する安藤さんの御答弁をまずいただきたいこと、それから同時にここに宣言をいたしておきますが、今後厚生省の法案その他については、われわれは一切古井厚生大臣の答弁を拒否をいたしますから、これをここに宣言をいたして、安藤厚生政務次官の答弁をお願いをいたします。

発言情報

speech_id: 103804410X00519610216_003

発言者: 滝井義高

speaker_id: 12638

日付: 1961-02-16

院: 衆議院

会議名: 社会労働委員会