滝井義高の発言 (社会労働委員会)

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○滝井委員 そうしますと、化学療法の普及なり生活環境の改善という、これが両々相待って結核の死亡が減少した、こうおっしゃるのですが、そうしますとなかなかなぞが解けない部面が出てくるのです。と申しますのは、昭和三十三年の結核実態調査の実績と昭和二十八年の結核実態調査の実績を比較して、あなた方の統計で見ますと、要指導の総数が三十三年は四百五十一万、二十八年は五百五十三万、これは減少しております。しかし要医療は三十三年三百四万、二十八年二百九十二万と、要医療の者は増加しているのですね。そうして、しかも若年層はなるほどBCGその他の普及で結核の減少はあったが、高年令層は増加をしてきているわけです。そうすると、要医療が増加をして、高年令層に結核の対象者が増加をして、しかし一方結核自体は軽症化をしている。昔みたいにごろごろいうような空洞の大きな開放性の結核患者が今の若い層から現われるということは少ないわけです。軽症化しているわけです。こういうなぞがそうすると解けなくなるのですよ。要医療の者が増加をしている。なるほど軽症化している。とにかく結核であるということは間違いない人は増加をしているということになりますと、これは環境とか化学療法だけでなく、何かがこれはひそんでおるのじゃないかという感じがするのですが、ここらの要医療がむしろ増加をしているという、これに対する回答はどういう工合にしますか。

発言情報

speech_id: 103804410X03019610510_013

発言者: 滝井義高

speaker_id: 12638

日付: 1961-05-10

院: 衆議院

会議名: 社会労働委員会