田中幾三郎の発言 (地方行政委員会法務委員会連合審査会)
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○田中(幾)委員 その取り締まりの態度がいけない。抗議を申し込んだときに警官が立ち会って、だれが脅迫をいたしますか。私が遺憾に思うのは、交通事故の取り締まりなんか、交通巡査が立っておれば違反を起こさないのです。ところが隠れておって、違反の起こったときにうしろから出ていって取り締まるのです。つまり犯罪をこしらえさせて逮捕するというやり方をやっていますが、それとこれとは違う。それを逆にいって、もうこれは脅迫団体なんですから、右翼団体なんですから、立ち会っておるということは、あるいは生命、身体を防ぐところの防犯になるかもしれません。けれども、これはすでに犯罪を犯す団体ということがわかっておる、行動隊ですから。それを立ち会えば、犯罪のつかまるわけがありません。ですから私は、見張りとかそういうことでなしに、元凶と思われる者を逮捕するなら、隠れておって、行ったときに逮捕すればいい。そういうことをしないということは、何か私は右翼に対してあなたの方の取り締まりが、つまり逮捕してこれを抑圧するという強い態度でないという――防犯のことはわかるけれども、これはつかまえて現実にそのものを抑圧しなければだめなんです。トラを町に放っておくのと同じなんですから、悪いやつがいたらやはりこれを逮捕して監禁しておくよりしようがないじゃないですか。そういうことをしなかったということは、あなたの方の知恵の足りなさ――不注意ということが言えないならば、知恵が少し足りなかった、取り締まりとしては非常な不成績だと私は考える。その点はどうですか。