八巻淳之輔の発言 (内閣委員会)
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○八巻政府委員 ただいまの受田先生の御質問にお答えいたします。加算制度は、御承知の通り昭和二十八年に恩給法の改正によりまして、建前といたしましてやめるということになったわけであります。すでに文官恩給につきましても、御承知の通り一般の給与体系というものが、そうした特殊の労務、いわゆる勤労というものに対して、付加的ないろいろな手当をつけるというようなことで、そうした勤労に対する対価というものをあとにしわ寄せないで、その場決裁でやっていくという給与体系をとっておりますので、従いまして危険業務加算であるとか、その他の危険業務加算というものは全部なくしてしまったわけでございます。それでたまたま機関車乗務につきましては、経過的にそれを保存していたわけでございますから、恩給法の体系といたしましては、加算制度というものはそこで打ち切られて、新しく出発したということが言えると思います。従って今回の軍人恩給に関する加算というものは、あくまでも既裁定者とのバランスというものを考えての措置でありまして、これをもって全面的な恩給体系の上で加算制度を復活するということではございません。