角屋堅次郎の発言 (農林水産委員会)
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○角屋委員 昨年の予算編成以前に、農林省として、「水利開発管理公団(仮称)の概要」というてふうなことで、農地局の構想として愛知用水公団の発展的解消による新公団設立についてのいわば試案を示された資料がございます。これらの資料が今度の水資源開発公団をいろいろ難航の過程で論議する場合の農林省の一つの立場になっただろうと思いますが、その中でいろいろ問題がありますけれども、大臣はきょうは三十分くらいということでありますから詳細には触れませんが、たとえば、公団における資金上の構成の問題等については、御承知の通り、負担金なり借入金をやる、こういう場合に農林中金の余裕金あるいは資金運用部資金等の導入というようなことを考えるということになりますと、例の近代化資金の場合にも系統金融の活用ということが今日出て参っておるわけでありますが、約六千億に近い系統金融というようなものについて、とにかく新しい水資源開発公団でも場合によってはねらっていく、あるいはまた愛知用水公団等でもこういうものに目をつける、こういうようなことから、実際に、系統金融の金というものは、農民の直接の血と汗の結晶の集結であるものを農民に還元するという立場から見て、いずれ総合開発ということになりますと、単に農業上の諸問題ばかりでなしに、工業その他を含んでの総合開発ということになりますと、いわばウエートとして大産業・大企業にそういうものが活用されていくという将来の危険等を考えてみると、借入金のいわゆる借入先というものをどういうところに考えるかということは非常に重要な問題の一つであろうかと思うのですが、水資源開発公団の場合、政府が考えておるそういう資金源の問題、つまり、愛知用水公団法の一部改正の中では、従来の世銀資金の導入のほか、愛知用水公団の債券発行等も出て参っておるわけですけれども、そういう問題も含めて、いわゆる借入金の資金源という問題について、水資源開発公団の場合、あるいは今日考えておる愛知用水公団法の改正に伴います資金源の場合、どういう基本的な立場で運用されようとしておるか、この点をお伺いしたい。