角屋堅次郎の発言 (農林水産委員会)

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○角屋委員 愛知用水事業の今後の営農指導の問題、あるいはまた耕地整理、水田の今後の残された改良等、各般の問題が具体的には出てくると思っておりますが、一昨日来の審議の中でもこの問題は相当具体的に取り上げて論議して参ったのでありますが、大臣にもいろいろお伺いしたい点はあるわけでありますけれども、時間の関係上これらの問題については割愛をいたしたいと思います。
 ただ、申し上げるまでもなく、今日愛知用水事業の関係は基幹の工事が終わったのであって、いよいよこれから営農指導の問題を含めて具体的に実り多き成果を得るように努力するのは今後の農林省の大きな責務にかかっておると思うのであります。その点では、現地側の要望に即して、愛知用水事業が外資導入等とも見合いながら非常に特異的な総合開発をやったという成果が今後においても得られるように努力をしてもらいたいということを要望しておきたいと思います。
 ただ、審議の過程で出て参った具体的な問題の一つに、これは与党の丹羽先生からも出ておった問題であり、私どもの連合審査の中ではわが党の加藤さんからも出ておった問題でありますけれども、危険防止の問題ということが一つ現地側の問題としては相当深刻な問題であろうと私は思うのですが、御承知の通り、愛知用水事業の幹線水路の設計断面、あるいはあの状況等を見て参りますと、水深、あるいは流速、あるいは設計断面におけるコンクリートのライニングとか、いろいろな点等から見て、児童その他危険を伴う要因がなかなか多いわけであります。今日まで百二十キロ近い幹線水路の中で四キロ近い程度のものについて危険防止のさく等を実施したということが、今日までの審議の中で出ておりましたが、これは、やはり、その程度でなくて、もっと人命尊重という立場から、今後とも、予算その他の問題についても、国、県、公団、こういうようなところで実施すべき必要な問題については、これはやはり金を惜しむことなく実施していく、こういうことで処理されて、せっかく行なった愛知用水事業の幹線水路が魔の水路になり果てないということについては、今後とも責任を持ってやる必要があるのじゃないか、こう思っておるわけですが、これは一昨日来の論議で現地の要請としてはきわめて強い問題の一つでありますので、特にこの際農林大臣の見解を承っておきたいと思います。

発言情報

speech_id: 103805007X03919610518_018

発言者: 角屋堅次郎

speaker_id: 28562

日付: 1961-05-18

院: 衆議院

会議名: 農林水産委員会