小坂善太郎の発言 (予算委員会)

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○小坂国務大臣 韓国の軍隊は非常によく訓練されておりますし、まじめな軍隊であるというように聞いております。今回野田団長以下自民党の方々が行ってこられましても、さような印象を受けてこられたようでございます。むしろわれわれが一番問題にいたしておりましたのは、昨年の四月革命以来できました張勉政権が、従来の李承晩政権によるところの非常な独裁、これを民主的な方向に切りかえる、その過程において幾つかの方法を経ねばならぬのであります。その立法の過程におきまして、いろいろ反対勢力等との間のいざこざが、あるいは一周年を待たずして四月革命の再来のごとき状況になるかもしれぬという点につきましては、いろいろと懸念はいたしたのであります。しかしようやくこの危機も乗り越え、いろいろな法律関係のものを整備いたしまして、いよいよ経済関係の開発ということに乗り出す段階になったのでございますから、隣国のわれわれといたしましては一衣帯水の地でもございまするし、できる限り韓国経済の伸長、また韓国の民生に寄与するということをもって、われわれは自由を愛し、平和を愛する国民としての務めを果たすべきである、かような気持で見ておりましたわけであります。むしろ韓国の新政権によりまして獲得された自由、言論、集会、結社の自由というものがいろいろな紛淆を呼ぶ一面もあるわけであります。そういう点から、その政権についてとかくの論のあることはもちろん承知しておりました。しかしわれわれといたしましては、隣国の政情が安定し、しかも経済が繁栄していくということを望むという気持で、この問題をあたたかく見守ろうではないか、こういう気持で折衝いたしておったわけであります。

発言情報

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発言者: 小坂善太郎

speaker_id: 32950

日付: 1961-05-16

院: 衆議院

会議名: 予算委員会