杉原荒太の発言 (外務委員会)

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○杉原荒太君 これは人間というのは移動するものだから、たとえば六月何日はどこにおっても、どこに行くかわからぬ。事実上の関係においても、パテト・ラオ地域か、その圏内としても、少なくともあの付近、近傍、あらゆるところになるべく手配して、そうして正式に保護を要求すべき性質のものだと私は思う。これは私が講釈するまでもなく、人の生命に関する人道上の重大問題であるということは言うまでもないが、さらにその上に、国家としても直接の――辻個人の問題じゃない。日本の国としてはもちろん国民を外国に対して保護をする権利を持っておる。その権利を怠っておるかどうかという問題であり、相手国とすれば義務がある。その義務を怠っているかどうかの問題だ。これがもし、外務省の人たちはよく知っておられるように、このケースがアメリカなり、イギリスなりに起こってみてごらんなさい。これは国交の重大問題であり、国論の沸騰する問題ですよ。私は努力はしておられることは認めるけれども、まだその努力が十分でないと思う。実は私、外務大臣にこの点は質問もし、要求もしたかった問題です。外務省の方から何らかの答弁を要求します。お座なりのことなら要らぬですよ。

発言情報

speech_id: 103813968X00419610912_015

発言者: 杉原荒太

speaker_id: 25319

日付: 1961-09-12

院: 参議院

会議名: 外務委員会