柴田元良の発言 (決算委員会)

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○説明員(柴田元良君) ただいま先生の最初の御質問でございますが、除雪車が動かなかったということでは毛頭ございません。これはラッセル車という形の除雪車は二十七日からもうずっと動いているわけでございます。ただロータリーという回軟式の外に飛び出させるという機械のものが、あとから働いていくという作業の順序で、そうなったのでございまして、原則的に一メートル以下の雪の程度におきましては、ロータリーというものは使わないわけでございます。押し出すラッセル式の除雪車というものが活動するわけでございます。これはもう二十七日から日に千キロないし二千キロというものを新潟の管内でもできるだけ運転しているわけでございます。でございますので、ただ吹雪が急になりますと、先ほど申しましたように、すでにそれまでにかなり両側に雪が壁をなして線路を狭めておりますので、だんだん動かなくなった、そういう時期においてロータリーというものが働くわけでございます。除雪につきまして国鉄におきましては、とにかくラッセルというものは、もう常時動いておるわけでありますから、その点につきましては機械は十分活躍しておるわけでございます。
 それから機械化につきまして、確かにこの面においての機械化がおくれていることは事実でございます。しかし大正の初め、あるいは明治の末期から外国よりいろいろな除雪車が輸入されましたが、その後日本におきまして、いろいろと日本の雪の質あるいはその他に適合した改造をして参ったおけでありまして、その除雪車が現在二百五十台あるわけであります。いろいろなタイプがございますが、そういうものがあるわけでございます。こういうものは残念ながら蒸気機関車を使わないと動かないわけでありまして、蒸気機関車そのものが今回のような雪になりますと、水の問題あるいは燃料の補給の問題といろいろございまして、なかなか動かないという問題が出てくる。そういうことは先ほど運転局長が御答弁申し上げましたような、そういうものに頼らない自動、自走のディーゼル機関車という毛のに切りかえようと目下計画を進めて、そういう今試験をやっているということでございます。そのほか小型の除雪車につきましても、現在北海道あるいは新潟におきましてもすでに使っているわけでございます。ただこういった機械化につきまして今後私どもはぜひ強力に進めまして、こういった除雪作業をもっと能率よく進めるというふうに進めて参りたいと考えております。

発言情報

speech_id: 103814103X00219610206_024

発言者: 柴田元良

speaker_id: 5816

日付: 1961-02-06

院: 参議院

会議名: 決算委員会