山田節男の発言 (決算委員会)
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○山田節男君 今の質問に関連してですが、会計検査院につきましては、たとえば三十三年度の検査報告を見ると、建設省に関する限りにおいて、会計検査院の現地調査した現場の数はどのくらいかというと、建設省の持っている現場の九%半という、一割に満たない現場しか調査していない。三十一年、三十二年度を見るというと一五%、一六%、こういう現場を実地に検査をしておるわけですね。三十三年度に限って、どうしてこの建設省の検査した現場数が減ったのか。これは三十三年は、御承知のように二十五年、二十六年、二十七年というのは非常に批難事項、不当事項が多いので、特に参議院の決算委員会では、会計検査院の要員を増加しようということを本委員会は全会一致をもって、予算まで世話しようということであった。しかし一時には、多数の養成に応じ切れない、少くとも三年間の養成を要するから、それまでにわれわれが予想した人員は補充できなかった。しかしながら多少の人員は増加できた。
これは、われわれのそのときの意図というものは、ことに農林省と建設省は、現場が非常に多い。ことにその当時農林省におきまして、現場が十数万にわたる。わずかその五、六%しか調べない。それを本決算委員会に出した。これはあまりひどいじゃないか。ほんとうに氷山の一角しか国会に反映しないじゃないか。こういうことで、参議院の決算委員会は、特に会計検査院の要員の充実から予算の裏付けまで、本委員会は世話をしたはずです。先ほど、今のお話で、中村君からお話があったように、そうしておる、おるにもかかわらず、三十三年度は、特に建設省に関しては、現場の一割に満たないものしか検査されないのですね。
そうなると、このわずか一〇%足らないもので、批難事項にこれだけあげられるということは、氷山の一角で、第三局長が言うように、重要な個所だけとしても、これは私は、何かそこに理由があるのじゃないかと思うんですが、これは検査院当局として、一体どうして特に三十三年度は、その前年度よりも減ったのか、この点の理由を承りたい。