山田節男の発言 (決算委員会)

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○山田節男君 これは、各省を見ましても、これは今まで問題になっておった、つねに予算の執行上問題になる。建設省あるいは農林省それから郵政省——郵政省のごときは、別個に監察局という独立の局をもってやっておるのですが、現在の防衛庁の会計監査の機構を見ますというと、最も数も多いし、また現場も多い陸上自衛隊のごときは、監理部の下に監察課、海上自衛隊が経理補給部の下に監査課、航空隊も監理部の下に監理班あるいは監理課というものを置いておられますが、別に班と課とで、人員が多いとか少ないとか、こういう意味じゃないといたしましても、これだけの膨大な国税を使う場合には、少なくとも監査ないし監察に対する独立の機構をはっきり設けてやるべきです。
 これを見るというと、海上、航空、陸上の各部隊に、幕僚長のもとに監査課とか監査班を置く、これは私は業務の監査という点からいえば、これはやはり中央に監理課、監査課というものがございますけれども、そこの権限強化というか、これは場合によったらば……、これを監察の最高責任者は経理局長じゃない、長官に対する責任というような監察業務を行なう、これが常識じゃないかと思う。そういう点について、あまりにずっと監察業務としての系統からいいますと、またその性質からいいますと、少し現在の防衛庁のやっていらっしゃる監察業務——厳重、厳重といいますけれども、そういうものに当たる地位というものを充てない、充てがってやらないのでは、公平厳正な業務監査、監察はできない。これは各省の常識です。
 そういう点に対して、われわれ参議院の決算委員会として特にいうた調達実施本部、これは大いに機能を発揮しておられると思うのですね、しかし、大事な監査、監察に対する機構が、非常に私はないがしろにされているとは申しませんが、機構的に見まして、もう少しこれを独立的な地位を与えて強化する必要があるのじゃないか。従って今私は資料を見ますというと、最も現場あるいは部局の多い陸上自衛隊、なるほど対象の部局は、陸上自衛隊は三十三年度において四百四十四、現場で十四、この海上あるいは航空自衛隊に比較して非常に多いことは、これは数字で比較されまするけれども、実際から言えば、もっとある、こういうことなんですね。ですから、次第に改善している、こういうことは認めておりますけれども、この監査、監察業務というものを、もう少し機構を、監察機構としての独立の地位を与えられれば、もっと私は決算委員会で、あるいは会計検査院で批難されることは少なくなるのではないかと思う。この点に関する御見解を承りたい。

発言情報

speech_id: 103814103X00319610208_076

発言者: 山田節男

speaker_id: 17379

日付: 1961-02-08

院: 参議院

会議名: 決算委員会