山田節男の発言 (決算委員会)
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○山田節男君 先ほど来大倉委員と木下委員の質問に対する防衛庁の御答弁を拝聴しまして、国民のだれしも今日非常に不安に思っていることは、いわゆる近代戦、これは局地的戦争あるいは全面的戦争の場合に、日米安保条約のもとにおいて日本がどういう役目をやるのか、これは戦略的に考えまして、いわゆる直接侵略でわが国土に敵が侵略した場合にどうするか、こういう今の両委員の不安はこれは国民ひとしく持っておることだと思うのです。そこで先ほど来飛行機の問題あるいは特車の問題についての防衛庁側の御説明を聞きますと、やはり私ども一番感じることは、日米安保条約のもとにおける自衛隊の役目、それから、自主的に日本国内における直接、間接の侵略に対して防備力を持つ、そういう前に、たとえば日本の国土に対しての直接、間接侵略があった場合に、今日のたとえば仮想敵国はどうきめるか、これは私どものそう言うべきことじゃありませんが、少なくとも防衛庁としては、仮想敵国とかあるいはそれが来襲するかもしれぬという、この想定に対しては、相当な分析と準備が私はあるべきだと思う。そういう見地から見ますると、今日の日本の自衛隊の海、空、陸上部隊の装備が非常に貧弱じゃないか。今日いわゆる自衛隊と称しておるけれども、内容は、装備からいっても、実戦力からいっても非常に貧弱であって、時代おくれのものをアメリカからあてがわれている。極端に言えばこれはチョコレート兵隊じゃないか、こういう国民の批判の声もあるわけです。そういう点から見まして、私どもがもうこれは五、六年前ですけれども、たとえば練馬の第一管区に行って装備を見ましても、当時の状況を見ますと、全くこれはアメリカの古道具的なものをあてがわれている。これで果して、たとえば間接侵略の場合でも、防備力を発揮できるかどうかということをしろうとでも感じたわけです。
そこで、私御質問申し上げますが、一体アメリカから日本に対して貸与、供与、あるいは有償無償で譲与される兵器と、イギリスあるいは、ことにNATOに加盟している西ドイツの軍に対して貸与あるいは譲与している兵器と、比較検討されたことがあるかどうかですね、この点一つお聞きしたい。