山田節男の発言 (決算委員会)

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○山田節男君 本件に関して、会計検査院の方にちょっと質問したいのですが、先ほどこの三十三年度の農林省関係の会計検査の要綱を調べると、各特別会計を合わせて実際の調査件数というものがいずれも一〇%、一割以下になっている。
 御承知のように農林、建設省は、現場といいますか、所管の会計が、一般会計、特別会計にわたる非常に多額な金額を要するものとして、会計検査院としても、少なくともこの建設、農林の両省に対しては会計検査の現場といいますか、検査個所をできるだけふやすということは、従来きびしく会計検査院に要求している。それがために要員を可能な限りにおいて最大限度にふやせ、これも、われわれの希望した通じゃないけれども、要員も若干ふやされる。しかるに、どうもこの農林省のごとき、検査個所が膨大な場合がありながら、その一割以下しか調べていない。しかも、これによって見ても、昭和三十三年度の会計検査において、不当あるいは不正として指摘されているような金額が約四億円。そうしますと、平均九%として四億円というと、全体から推せば少なくとも数十億はあるのじゃないか、こういうわれわれは推測をせざるを得ないのですね。
 そこでわれわれは、毎年この会計検査院の報告を得るたびに感じることは、特に農林省に対する会計検査院の検査個所が、依然として数が少ないのじゃないか。これは一体どういうわけで、この会計検査の場所が、われわれの予期した通りにふえないのか、その根本的な理由をまずお伺いしておきたい。

発言情報

speech_id: 103814103X00619610220_008

発言者: 山田節男

speaker_id: 17379

日付: 1961-02-20

院: 参議院

会議名: 決算委員会