保岡豊の発言 (決算委員会)

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○説明員(保岡豊君) 不当事項の前に、郵政省三特別会計について七十八ページから記述しております。それを要約して申し上げます。
 郵政事業特別会計の業務費は千二百十八億六千五百余万円で、前年度より八十七億ばかり増加しておりますが、一方収入も九十二億円ばかり増加いたしまして、当期利益金十二億九千余万円を計上し、これを繰り越し欠損金十七億八千二百余万円の減額に充てることとしております。
 郵便貯金は、三十三年度八千億をこえておりますけれど依然として欠損で、しかも収入の割合が前年度より下がり、支払い利子率が上昇したため、逆ざやの状態が前年度よりひどくなっております。
 次に、簡易生命保険は新たに保険料で十五億、保険金額で二千六百五十六億成立しました。収入保険料千百二十七億五千百余万円は前年度に比べ一〇・五%増加いたしまして、歳入歳出差引過剰金は九百四十八億、純剰余金は百億となっております。
 次に不当事項に入りまして、不正行為でございますが、毎年の通り外務員、内務員、特定郵政局長などの領得したものでありますが、前年度報告いたしましたものより件数、金額とも逆に増加いたしておりますのは遺憾に存じます。五十万円以上のもの十八件、総額六千百三十六万円、昨年度は十一件、二千六百十八万円であったものであります。このうち一件を除き十七件は前年度から引き続いて犯罪が行なわれておりましたもので、これを発見しなかったため前年度の件数が少なかったということにもなります。早期に発見することが不正金額の増大を防ぎ、回収も容易となるのでありまして、早期発見の手段をいろいろと考えて、少なくとも犯罪の長期化を防ぐことが肝要なことと存じております。
 以上で説明を終わります。

発言情報

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発言者: 保岡豊

speaker_id: 27130

日付: 1961-03-20

院: 参議院

会議名: 決算委員会