中村梅吉の発言 (建設委員会)
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○国務大臣(中村梅吉君) いやもう理屈はあとからつけたわけではございませんので、これは公団が今日まで公団の事業を進めて参りました経験から、必要性から実は起きてきたことなんであります。また御指摘のように譲渡をしていくということも可能である場所もあり得ると思います。絶無ではないと私も思いますが、しかし、また全部が可能であるともこれは言えないのでありまして、こういうようなむしろ奉仕的にやるべき性質の託児所等について、なかなか一般民間に相当の施設を買い取ってもらうというようなことは、可能な場合もあり得るといたしましても、困難の方が私多いと思います。さようなことでこのような方法によって処理をしていく。あるいは団地に長年住んでおりますと、人はいろいろな好みがありまして、ここに戸棚を作りたいとか、ここをこういうふうに直したいとか、随時の希望等が出て参るわけでございますが、まあこれらにつきましても、公団の組織でありますと、組織が大きいということと、本来の使命が住宅の建設にありまするので、個人のそういう具体的な好みに応じたやり方というものに、一々大工さんを出しお世話をするということになりますと、その方に相当精力が取られまして、本来の使命の達成の方がそれだけ侵されがちでございますから、むしろこういうサービス会社がありまして、団地々々に出張所等あるいは連絡の機関を持ちまして、できるだけかゆいところに手が届くように注文に応じてお世話をするという方が、居住者の実際の日常生活から見て非常に利便であり、また幸せを作っていっていただくのによろしいのじゃないか、かように考えておるようなわけでございます。