藤原道子の発言 (社会労働委員会)
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○藤原道子君 ちょっとお伺いしたいのですが、私は奥地の被害が相当ひどかったと同時に、前に被害があった所がまた繰り返されているのですね。今度の水害では狩野川の問題にいたしましても、他の被害が大きかったから割合と騒がれていなかったけれども、前に被害を受けた所がまた被害を受けたという状況なんです。そこで私がお伺いしたいのは、河川の改修工事等がどういうお考えで進められているのか、これを伺いたい。たとえて言えば、狩野川の放水路ができている、だからもう大丈夫だ、それから黄瀬川の工事も——富士山から来ている川ですね、あれも上の方がずっとできて、下の方でも工事が進むから大丈夫だと言われて、沼津市内に住んでいる……。黄瀬川の合流点に公営住宅があるわけですね。そこらは建設省では遊水地帯にしなければ危険だと言われた所で、公庫がそこへ建て売り住宅を建てて売り渡したわけなんです。ところが、それが三回も四回も今まで水害を受けているのですね。放水路ができるし、黄瀬川の工事ができれば大丈夫だということで、半数以上は越したけれども、越すことのできない人たちが残っていて、今度は避難命令が出たとたんに水がわっと来ちゃって、屋根まで水没してしまった、こういうことなんです。それは建設省が遊水地帯にした方がいいと言われながら、地元の反対にあってそれができないで、そこへ公庫の家を建ててそれでまあ被害を毎年繰り返している。これは一つの私は責任があると思うのです。と同時に、放水路ができながら工事が遅々として進まないで完成していない。まあトンネルができていながらそこまで来たる水路ができないためにまた今度のような大きな被害が起きている。私考えるのに、自衛隊ができたものですから、富士山から来る方の水をずっと上流の方から先に改修して、水が急に来るようになった。ところが、下流の方はちっとも改修が進まない。だからこれはどうも私は天災とのみあきらめ切れないものがあると思うのですが、この改修等に対してどういうふうな方法で進んでいらっしゃるのか、それを聞かしてほしいのです。