小金義照の発言 (逓信委員会)

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○国務大臣(小金義照君) 幾らお金が十分ありましても、努力しなければ全くこれは結果は得られない問題でありまして、郵政当局が中心になるのでございますが、しかし多数の従業員を使っておりまする関係と、他の社会的、経済的ないろいろな変化に応じた、やはり処遇なり設備の改善なりをしていかなきゃならぬものですから、やはりもとは資金が大切でございましてその解決の一つのかぎといたしまして、十年来そのままになっておった郵便料金の調整をしようというので、この答申案を基礎にして法律案を作りましたが、今御指摘のように一体これは遅配、欠配を解消する確信があるのかという御質問でありますが、私はとりあえず、この法律案を法律にしていただきまして、これによって得る収入を基礎として、とにかく次のいろいろな改革の基礎となし、さしあたっては、これによって待遇の改善、それから局舎、その他働く環境の整備というようなことを、機械化も一部やりまして、この足固めをしていく。それからやはり勤労意欲を持ってもらうような、管理者の立場といいますか、行政方針といいますか、そういうものと労働関係の人との呼吸を合わせていかなければならぬので、それは話し合いを続ける。あるいはまた、具体的な環境あるいは労働条件の整備というようなことをやっていけば、私は今回の料金の調整、これに関連するいろいろな私どもの施策を実行させていただけばこれは必ず私は遅配なり欠配なんということは解消できると、今までそういうことはあまりなかったのですから、最近の現象として日本人の間だけで起こった現象ですからこれは私は解決できないはずはないと思います。何か欠陥は、待遇が悪いとか、人が少ないとかいうことだと思うのです。待遇が悪ければ待遇をどこまで改善できるかを話し合う。人が足りなければ、これを補うに人をもってしなければならぬものは仕方がありませんが、他のものは機械化する、あるいは一人の人手でスピードを早めれば何人かの仕事ができるというようなことをしていけば、必ず直る。ただ、すべての、諸般の郵便物がふえるのに追っついて人とお金が足りないということがわかれば、それをやればいい。また、勤務時間を充実して働いてもらえないならば、その点を私は指摘して話し合って解決をしていけばよろしいというふうに、具体的なことをやっていくには、何はさておいても、このままほうっておけば、三十六年度は数十億の赤字になってしまうというようなところまできた郵政事業の会計は、とりあえず、この程度のアンバランスの激しくなった料金の調整をさしていただきたいというのでこれを差し出したのでございますが、今先生からの御指摘のように、確信があるのかとおっしゃれば、これは確信がなければこういうものを出すべきじゃないと私は確信して、ただいま申し上げましたようないろいろな条件を一つ一つ解決していくべきである、その努力をするつもりございます。

発言情報

speech_id: 103814816X02419610512_006

発言者: 小金義照

speaker_id: 1628

日付: 1961-05-12

院: 参議院

会議名: 逓信委員会