米沢滋の発言 (逓信委員会)

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○説明員(米沢滋君) ただいま山田先生から御指摘がございましたが、最近におきます世界のマイクロ関係の技術あるいは同軸ケーブルの技術というものは、非常にすばらしいということをわれわれは承知しております。アメリカにつきまして今御指摘がございましたが、日本の事情を若干御説明いたしますと、現在マイクロ・ウエーブにつきましては、最初三百六十チャンネルぐらいの四千メガサイクルというものを主体にしておったのでありますが、それが現在では四百八十、さらに九百六十チャンネルまで、それから六千メガサイクルに対しましては、これはアメリカと、CCIRの周波数割当と同じ、THシステムも同じ関係になって参りますが、東京−大阪で最近六千メガのマイクロ・ウエーブを建設、ほとんど完了いたしております。今後東京−大阪間でも、あるいはその他の地域でも六千メガ周波数を獲得といいますか、建設いたしまして、そして九百六十、さらにまたこれが千二百チャンネルになり、また研究所では千八百チャンネルまでしておるということになっておりまして、マイクロ・ウエーブの技術につきましては、ヨーロッパあるいはアメリカと比べまして、大体日本も肩を並べるというところまで行っていると思います。
 次に、同軸ケーブルにつきましては、先ほど先生御指摘ありましたように、八チューブの同軸ケーブルでありますが、最近東京−大阪で完成しておりまして、従来、東京−大阪、ほとんどマイクロウエーブのチャンネルを使って電話をやっておるのでありますが、同軸ケーブルができましたので、これは非常に災害その他を考えまして、有線、無線半々ずつこれに乗せていくという考え方で進んでおるわけであります。なお、市外回線がこういうように非常に経済的にできるようになりましたので、確かに御指摘のように一つの電話回線を作る経費というものは非常に安くなって参りました。しかし同時に、またサービス面から申しますと、従来市内の電話を一つつける場合に、昔は市外回線約一キロが必要だったのでございます。しかし、最近は自動即時あるいは手動即時等のために、これが三回線、いわゆる電話一つつけるのに市外回線が三キロメートル要るというふうなことになって参りましたので、結局、建設費が三分の一になりましたけれども、必要な回線数がサービス面で三倍になったということでございまして、結局、電話一個をつける経費というものはあまり下がっていないし、むしろふえているという現状でございます。これはアメリカ等の例をいろいろ調べましても、やはり最近は電話一つの経費というものはふえておるわけであります。さっき申し上げましたように、市外回線そのものにつきましては非常に安くなっておるという実情でございます。

発言情報

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発言者: 米沢滋

speaker_id: 6359

日付: 1961-06-06

院: 参議院

会議名: 逓信委員会