周東英雄の発言 (農林水産委員会)

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○国務大臣(周東英雄君) 御指摘のように、日ソ漁業の交渉というものは、何か脹れ物にさわるような気持で従来はややもすると、隠された形で動いておったということではないでもないと私は思う。これは私はこういうことこそ大きく世論の盛り上がりを願って、その援助ということが必要だと思います。私このたびはかなりそういう面に向けて、御承知のように、この一ヵ月間近くにおける日本の新聞紙の動向は、論説におきましてもまた社会面におきましても、その点はかなり支持をしてくれたと思うのですが、まだ十分とは思っておりません。そういう点が最も私は大切だと思うのであります。今後ともそういうものについては善処をいたしたいと思います。
 それからあとの問題は、これは御指摘の通りで、私も独航船というものの乗り組み員は青森、秋田、山形、岩手等の農業者の方が季節的にその方へ出ておるということは、昔ながらの通りであります。それであるがために、私は必ずしもこれは資本漁業というものばかりじゃなくて、ことに戦後における独航船の経営者と母船の経営者と分離されておることにおいて、一そうその感が深いのでありますから、そういう面も合わせて向こうには主張をいたしておるわけであります。まあことしはだいぶ引き締めてかかっていきましたが、どうも内輪からいろいろ分かれたような意見が出るので大へん因っております。今日までは幸いに一致団結しましたが、どうもこう切迫して参りますと、ここではこのぐらいでいいのだとか、あすこではこのぐらいでいいから早くまとめろなんというのは、そういう点はみんな向こうで利用される。本来の姿はそうでないといってもいかぬようであります。もう一息であります。最善の努力を尽くしていくつもりであります。

発言情報

speech_id: 103815007X04419610517_005

発言者: 周東英雄

speaker_id: 20741

日付: 1961-05-17

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会