千田正の発言 (農林水産委員会)
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○千田正君 それで今度は農村の実態ですが、この兼業農家の諸君並びに自作農諸君にぶつかって聞いてみたところが、現実の問題として、今持っておる土地は放したくないのだ、今持っておる土地はこのままにしてもらいたい。そのかわり、政府はこういう施策をしてもらいたい。こういう非常な熱意で言っていることは、新しく国営開墾、あるいはその他の原野の開墾に対して、一部落あるいは、たとえば三十戸とか五十戸とかという集団で、余剰能力を使って、そうして政府のいい果樹園の経営あるいは酪農の経営、そういう方面に協業をやれというのに大賛成なんです。こう言うのですね。自分らの土地は放したくないのだ、自分らの土地はあくまで自分らで確保しておいて、そうして国営、たとえば林野の開放であるとか、あるいはそういう面の新しい土地の造成に対しては、政府の施策に協力して近代化をやる、協業化といいますか、共同化といいますか、お互いの共同耕作によって、お互いの配分を求める方向にいきたい。ただ、自分たちが持っている土地は放したくない。こういう感情なんですね。こういう考え方に対しては、どういうふうにお考えになっておりますか。