山田節男の発言 (予算委員会)
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○山田節男君 最初に、私ちょっと政府閣僚の皆さまにお願い申し上げたいと思いますことは、わが党に割り当てられております質問時間が非常に制約されておりますので、質問者はしかも二名でございますので、短時間の間に、かなり多岐にわたった質問を申し上げますので、関係諸大臣の御列席が十分でないと時間をとりますので、能率上この点を特に申し上げておきます。
まず最初に、私は昨日の羽生並びに杉原両委員から御質問がありました国連中心主義の外交について、若干質問いたしたいと思います。
池田内閣が第一次内閣ができまして以来、外交方針は、自由国家群の一員として、あくまでこの国連中心の平和外交を推進していく、こういうことをおっしゃっておるのであります。ところで御存じのように、昨年の九月の第十五総会以来、国連の機能というものが、麻痺したとは申しませんけれども、非常に理想とする国連の機能というものが薄らいできておるということは現実でございます。そういう点から、さらに第十五総会におきましては、フルシチョフ首相は、国連の機構改革、事務総長を三人制にしろ、その他国連の機構改革の案を出したのでございますが、その後の国際情勢の転換をみますと、ことに最近のコンゴーにおきまするあの紛争問題、これは国連の緊急警察軍が行っておりますけれども、今朝のジャパン・タイムズを見ますと、この国連緊急警察隊は、コンゴーは撤退しなくちゃならぬのじゃないかというようなことを報じるような工合でございまして、今日の国連の機能というものは、まさに危機に直面しているのであります。換言いたしますと、国連そのものが一つの転換期に今立っているのじゃないか。かように考えるのでありますが、この点につきまして、私は池田総理の、この国連が危機に直面している、あるいは転換期にあるかどうかというこの御認識の点について、まずお伺い申し上げたいと思います。