小坂善太郎の発言 (予算委員会)
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○国務大臣(小坂善太郎君) 現在の国連が非常に総理の言葉のように、試練に直面しているということは、非常なことでありまして、われわれとしては、この唯一の世界平和の維持機構である国連を何とかして盛り立てて参りたいと、かように考えているのであります。しかも今お言葉のように、一たび核戦力を用いるにおきましては、非常な人類のためにおおうべからざる災厄を招くということは、これは各国において認識せられていることだと思います。しかも、なおその認識のもとにおいて、国連が現在のような情勢を来たしているのは何のゆえであるか、結局私は国連というものに対する各国の協力のよって来たる認識の問題だと思うのであります。私は国連という場所を、決してプロパガンダの場所にしたり、相互がこの場所において、ただ票をもって争うというような考え方を捨てて地道に話し合って、そこに良識と理性の場として国連を育て上げていくという覚悟に徹しなければならない、非常に大切な認識の問題があるのではないかというふうに考えるのでございます。私どもとしては、そういう場として国連を作り上げるということに努力したいと思っておるのでございます。