椎名悦三郎の発言 (予算委員会)

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○国務大臣(椎名悦三郎君) 貿易振興の問題は、きわめて重要な課題でございます。で、これに対して、もちろん総合的な計画を持って臨まなければならぬのでございますが、しかし各地域ごとにそれぞれ打つべき手が違ってこなければならぬという関係もございますから、総合性を持つと同時に、また個別的に各地域ごとに対策を考えていかなければならぬのでございます。そこで、まず前提といたしまして、貿易向けの輸出品、一体どういうものを作って、どういう所に向ければいいかというようなその前提の調査、その調査が正確にないと、総合計画も個別計画もみな狂って参ります。そういう関係で、わが国の貿易政策といたしましては、ジェトロを、前提の調査をする機関として、これの機能を高めるというところに重点をまず置いているのであります。それから総合計画といたしましては、やはり各国の、ことに低開発国に共通な現象といたしましては、外貨が十分にないのに物がほしいという関係にありますので、延べ払い制度を大幅に認める必要がある。そのためには輸出金融というものを潤沢にしなければならない、そういったような関係を重視しております。そうして個別的に各市場対策によって輸出の振興を推進するという、大体そういう構想でやっている次第であります。

発言情報

speech_id: 103815261X00919610307_017

発言者: 椎名悦三郎

speaker_id: 20886

日付: 1961-03-07

院: 参議院

会議名: 予算委員会