山田節男の発言 (予算委員会)

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○山田節男君 どうも今の通産大臣の御答弁だけでは、日本の貿易に企画性があるというようには思われないのでありますが、特に日本の輸出は、御承知のように雑貨品が多いのであります。それは主として中小企業、中小工業の生産物であるという点におきまして、私は特に貿易につきましては政府がもっと企画性を持たしてやるべきだと考えますので、こういう問題を提起したわけでありますが、私どもがことに東南アジア地域諸国につきまして感じますことは、たとえばタイであるとかバンコックであるとか、あるいはラングーン、カラチ、こういう所に参りますというと、そこに四十社に余るような商社の代表がおりまして、しかも繊維関係が四社も五社も、鉄鋼関係も三社ございます。こういうように同じ商品別、あるいは電気器具等におきましては、私の知るところ、カラチにおきましては六社ある。そしてそういう物の売りさばきにつきましての激甚な競争を日本の商社同士がやる、こういうありさまであります。これは一体買う方から見ましても、こういうように日本の商社が過当競争を現地でやるというこの事態が、私は日本の貿易に対する非常な不信を買う要素になっていると思うのであります。こういうものに対して、一体、政府としては、何かの規制を加える方法があるだろうと思うのですが、この点についての具体策があるかどうか、一つお伺いしたいと思います。

発言情報

speech_id: 103815261X00919610307_018

発言者: 山田節男

speaker_id: 17379

日付: 1961-03-07

院: 参議院

会議名: 予算委員会