山田節男の発言 (予算委員会)

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○山田節男君 この日本の貿易振興のための市場開発にはいろいろな方向がございましょうが、政府としては、これは外務省、外国公館としてございまするし、また私の了解する限りにおきましては、かなり多数の通産省の事務官が大公使、総領事館等に駐在しておることも私は知っておるのであります。私の見る限りにおきましては、どうも外務省の出先におきまして通産官と外務省との密接なタイ・アップといいますか、連絡協調というものがないのではないか。これは、私は、一カ所ばかりではございません、そういうものを南米においてもあるいはヨーロッパにおいても見ておるのでありますが、この点について、私は特に印象を深くいたしますのは、一九五〇年と思いますが、駐日ドイツ大使館におきましては、二名の通商参事官、事務官を併置いたしまして、北は札幌から南は鹿児島に至るまで、ショー・ウインドーまで精細に調査し、品質、価格、生産工場の調査はもとよりでありますけれども、そういう工合にやりまして、本国ドイツ政府の貿易省と外務省とにこのレポートを送る、しかもそれを、今度は貿易業者あるいは生産者に対する連絡、情報の提供ということもきわめて迅速、正確であり、ここらあたりがドイツが全く奇跡の繁栄を来たした大きな原因がある。今日、七十億の外貨を保有する大きな私は原因だと思うのでありますが、こういう点につきまして、一体外務省、通産省、少なくともトップの大臣の間におきまして、貿易振興のために何らかこれを調整するような道をお考えになっておるのかどうか、その点を一つ両大臣からお答えいただきたいと思います。

発言情報

speech_id: 103815261X00919610307_020

発言者: 山田節男

speaker_id: 17379

日付: 1961-03-07

院: 参議院

会議名: 予算委員会