小坂善太郎の発言 (予算委員会)
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○国務大臣(小坂善太郎君) ドルが今日世界、ことに自由世界の通貨として非常に大きな地位を占めていることは申すまでもないことでございまして、われわれ自身、やはりドル価値の維持ということは、人ごとと考えられない重要な問題だと思っております。しかし、この問題について、公式にも、また内輪話としても、われわれはアメリカから何ら要請を受けた事実はございません。ただ、昨年暮れ、非常にドル防衛の問題が日程に上がりまして以来、ICAの援助その他の打ち切りが日本に対して大きな影響をもたらすのではないかということが話題になりましたとき、私の方から進んでこちらにおられるマッカーサー大使に会いまして、この問題はどうだという点についてただしたことはございます。その結果、非常にわれわれに対しての影響は少なかろうという判断を得たことはございますけれども、先方から進んでこうこうこういう措置をやってくれとか、あるいはこういうことが望ましいのだというような話は、公式的にも、内輪話としてもございません次第でございます。