高田なほ子の発言 (予算委員会第一分科会)
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○高田なほ子君 鉄道はお召し列車の運転心得とかなんとかいうものがあって、なかなかお召し列車を一たび動かすという段になると、国鉄もずいぶん慎重な手続をするように私伺っておる。ですから、やたらに国鉄側として進んで特別列車を運転しようというような考えはあまりなかったので、どうも新聞、ちょっと今置いてきてしまったんですが、どうも国鉄側でも進んで特別列車をこの際やろうという気持はあまりなかったように解される談話も出ております。何者かがこの特別列車というようなことから具体的にこういうふうになってきたんじゃないかと思われる。国事と、それから皇太子の半プライベートの御旅行は区別をされるべきものであって、いやしくも国民に迷惑をかけるような八十本に及ぶダイヤの入れかえ等について、これは厳に慎まなければならない。特にこの点は今後こういうような、むしろ私どもと皇室の間の近親感を無理に遠ざけようとする何者かの力というものをこれを排除していくと、こういうような一つ御努力をしていただきたいと思う。特に私、これは質問の部類に入らないかもしれませんけれども、美智子妃殿下は御結婚前は大へん清楚で、お髪もお顔にお似合いになって大へん清楚ないいおぐしをあげていらっしゃる。妃殿下におなりになったとたんに、でかでかと作りつげの変な髪をお結いになつている。あれは多分美智子妃殿下のお気持からああいうお髪をおあげになっていられるのではないんじゃないか。回りの者がごてごてお顔にお似合いになっていないようなおぐしを無理におあげになるのじゃないかと思われて、私はむしろ気の毒に思っている。特に先般は赤ちゃんがお生まれになって一年の誕生日を迎えられたときに、美智子様がお読みになった歌というものは、私はほんとうに感動しましたね。こういう赤ちゃんに対して母親として持つ感動というものは、あれは母親としての感動そのままを表わした美智子妃殿下のそのままの声があそこに出てきている。実にすなおな母親としての感動が新聞に公表された三首の歌に表われている。何とも言えない気持です。非常な近親感を覚え、また敬意を払いたくなった。それなのに回りの者か何か知らないけれども、ごてごてと変にお似合いにならないようなお髪をあげたり、どうも近親感をわざわざはじいていくような旧態依然たる空気があるのではないか。そのことによって美智子様もいろいろお苦しみになる点があるのじゃないか。まあ女同士なものですから、そういうような言わず語らずのうちに深い同情を持っておるわけです。どうか一つ、国民と皇室をわざわざ遠ざけるような、そういう空気というものに対しては、特に瓜生次長はお近間におられる方でありますから、十分に一つ御注意をお願いしたいと思います。これを遠ざける力があるかないかというのは主観の問題になりますけれども、どうも最近そういう傾向が強くなっているように思いますけれども、おそばにおられていかがです、どういうふうにお感じなされますか。