高田なほ子の発言 (予算委員会第一分科会)
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○高田なほ子君 実に、今度の御養育のいろいろの御苦心等、私ども週刊雑誌等でわかりますが、散見するところでは、実に行き瞬いた、りっぱな母親としてのプランをお立てになられて、私は、美智子妃殿下が赤ちゃんをお育てになる過程で、日本の若い母親たちの模範になるような育児方式というようなものをあの中から編み出していかれてもいいんじゃないかという気持もするわけです。で、まわりの者がとやかく言うよりは、むしろ英知の高い美智子妃殿下が、母親としての英知を子供に対して出していくいろいろのプランというものは、もっと大胆に宮内庁側も公表されて、そして無知な母親、子供に対する冷静な理知的な教育方針というよりは、むしろ育児方針というものをまだ持たない日本の母親のために、一つのモデル・ケースとして、大いにあれはむしろPRされた方がいいんじゃないだろうか。この間赤ちゃんのコンクールがございましたね。あのコンクールに、美智子妃殿下が赤ちゃん殿下をお連れになって行かれたということでございますけれども、私ども、あれなんかいい構想だと思います。今までああいうことはなかったんじゃないかと思いますが、瓜生次長あたりの構想であるかどうかはわかりませんが、実にああいう構想も、私どもとしては敬意を表する構想である。また、育児について、テレビとか、そういったようなもので、記者団との会見などを通しながらなさっておられるという点、非常にこれは効果的な点です。どうか一つ、皇室と国民というものを離れさせるのではなくて、せっかく新しい皇室の中に起こっている新しい風、これを大切に育て、皇室と日本の国民というものが人間的な親近感を持って結ばれていくというような方向に持っていくことが大切なのではないか。そういうお役目をされる歴史的な立場に偶然にも立たれたのが、私は、美智子妃殿下ではないか。その美智子妃殿下にお似合いにもならないようなでこでこな髪をあげて、そして入れかわり立ちかわりお人形のように着物をかえて、御結婚前の清純さとか、あの方自体の個性の強い美しさ、実に魅力ある美しさというものをどんどん消していってしまう。非常に残念に思います。一人の女性としての英知というものは、皇太子妃殿下であろうとも、その英知が国民の上によい影響を与えるような点については大いにPRされたい。特に育児問題等については、実にりっぱな専門的な知識と絶えざる努力が払われている。乳ぶさをふくませるあの赤ちゃんのぬれぬれとしたひとみにじっと見守られると、自分は母親として恥ずかしいというような、ああいうような歌を通してみても、いかに一個の母性として、子供の完全な育成のために全力をあげているかということがうかがえる。そういうようなものを一つの国民に対するその面のPRなんていうものは、ある意味では、母親教育にも大へん役立つのではないかと思いますから、どうか今後も遠慮なく、テレビ等を通して、日本のまだ成長し切らない母親にそういう具体的の面から訴えていただけることを非常に私希望するわけです。皇后陛下に母の日にカーネーションを上げるということもいいですけれども、ああいうものは儀礼的で、あまり効果がありません。むしろ美智子様の、ぬれぬれとしたわが子のひとみに母親として恥ずかしいというような、あの純真な母親として、あの素朴な感情というものは国民にぴたっとくる。そういうことで、私は、皇室と国民というものが一つになっていくという、新しい、イギリスの皇室と国民のあり方というようなものには、ああいう面から推し進めていくべきではないかという考え方を実は持っておるんです。どうか一つ、こういう点にも特段の御留意をしていただければということで、意見をまじえながら御感想なり御意見なり聞きたいと思います。