山口丈太郎の発言 (運輸委員会)
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○山口(丈)委員 気象関係につきましては、これで私は質問を終わりますが、一言申し上げておきますのは、台風時において発表されます特に風速でございますが、これについて一番興味を持っておるわけですけれども、それがどうも風速何メートルといいましても、その受け取り方が十分推測できない面があります。ですからもう少し発表に工夫をこらして、一般化するように一つ発表の方法を講じていただきたい。
それからもう一つは核実験に伴う降下物の危険状態、不安な状態につきまして、もう少し十分な発表ができますとともに、今日は学問の域を出ていないのではないかと思われるような節がありますから、そういうことでは困りますので、これを一般国民がよくわかりやすいように発表をして、しかもこの発表は迅速に行なえるような機構に一つ改めていただきますように希望を申し上げておきます。
それからもう一つ、これは先ほど質問しました定点観測船の問題でありますが、これは長年の懸案だと私は思うのです。いまだにそういう観測船の取りかえ等について実現をしていないというのでありますならば、これは早急に新造船をやって、そしてその乗組員の苦労を一つでも除くとともに、それだけではなくて、乗組員の生命財産をも保護するように一つ来年度の予算においても極力措置をしてもらうようにお願いをいたしたいと思います。
以上三点を申し上げておきます。
それから国鉄関係について御質問いたしたいと思います。国鉄関係については、これはまことにいやな質問なんですけれども、現実でありますので、一つお考えを新たにしていただく意味において御質問を申し上げたいと思います。
まず第一には、新ダイヤはこの一日から実施されておるようでありますが、この新ダイヤによって運行されておる列車について、地方の声を聞いてみますと、どうも国鉄はあまりにも金もうけ本位に走ってい過ぎるのじゃないか。長距離優秀列車の優遇のあまり単線区間等においても、肝心の生産に従事する通勤輸送等をきわめて冷遇しておるのではないか、こういう声が非常に強いわけです。私も実際に乗ってみまして、ある列車については、運営は別でありますが、その列車の構造内容等につきましては、過剰サービスと思われるような設備がせられておるわけでございます。ところが一方今言ったような肝心の生産に従事する従事員を運ぶ、一分を争って職場に殺到するそれらの通勤客に対しては列車の設備もなっていないし、また列車内のサービスも全くゼロであります。いわんやダイヤ上の不便も少しも解消されておりません。一体これはどういうことなのか。営業本位であくまでも金もうけ主義で今後おやりになるつもりか、それとも公益性を尊重してこういったようないわゆる産業構造に対して大きな貢献をなす短距離通勤圏内にあります列車を優遇するのか、どちらなのか。一つ国鉄の方向をはっきりしてもらいたい。