山口丈太郎の発言 (運輸委員会)
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○山口(丈)委員 ただいまの答弁で了承いたしますが、私の申し上げておるのは、複線あるいは複々線化されている路線よりも、最近では急行が通るために、単線区間、主として農村、山間部を走っている列車に非常に不便なダイヤになっている。今日の山間あるいは農村地帯の人々は、ほとんどが従来の産業構造だけでは生活ができません。農村では今まではいわゆる非貨幣経済をやっていたわけですが、今後はやはり都市並みの貨幣経済をもってしなければ、こういう農村地帯の生活の向上はできない。のみならず、生活そのものが成り立っていかないわけです。従って農村子弟はどんどんと都市の方に職を求めて通勤をしておるわけであります。この区間は主として単線区間であります。私は選挙区のことは申し上げませんけれども、そういうような区間においては今申し上げたような事情が非常に多いわけでありますから、特に山間地帯の単線区間、主として今までの閑散区間であったところのいわゆる通勤客、この層は変わっておるのでありますから、それに対応するような措置を一つ考慮願って、ダイヤの手直しをしてもらうようにお願いしたいと思います。
それから次に私は優秀列車の件についてお尋ねをいたしたいと思います。列車の優秀な装備につきましては、これはいいのでありますけれども、あまりにも過剰なために、たとえば「はと」や「こだま」というような列車は御承知の通り窓は締め切りになっておる。外を見るのにはガラス越しに見ればそれでいいのではないかというようなことでございますけれども、人間の本能というものは自然というものを非常に対象にしておる。ホームに送りに来た者と話もできないというようなことは、これはきわめて不自然な話なんです。ですからこれは私は必ずしもよい装置であるとは思えない。いわんやその車内の運営に至ってはゼロです。今日承れば食堂の運営と駅弁その他の販売は区別をされたようであります。一体これはどういう理由に基づいてなされたものですか。新しい会社を作って、そしてその弁当販売を区別されたそうでありますが、それはどういう理由に基づくものか。それから、今そういう東海道線等を走っておる優秀列車の食堂の経営について、一体どことどことがそれに当たっておるのか、これについて御答弁願いたい。