河野正の発言 (社会労働委員会)

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○河野(正)委員 まずそういう点についても、若干与党委員の質問に対して、厚生大臣からるると釈明をされた事情もございました。ところが、私どもも厚生大臣のいろいろな見解を静かに承りまして考えたのでございますが、御承知のように、今回の調査会の委員というものは、総理大臣が任命をいたします委員でございます。そこで、事と次第によっては、たとえば与党委員の質問によって、厚生大臣からもいろいろと所見の開陳はございますけれども、これは厚生省を離れて総理大臣が直轄する調査機関でございますことは、法律の趣旨が明示する通りでございます。そこで私は、厚生大臣がいろいろとこの委員会の席上において解明をされておりますけれども、はたしてその方向にいくものであろうかどうか、私は一まつの不安を持たざるを得ないのでございます。そこで、私どもが非常に気になりますことは、この調査会が、なるほど法文の示すところによりますと、診療報酬算定の基準、ルールというものを確立するということでございますけれども、そのことが、事と次第によりましては、この診療報酬のみならず、支払い方式についても大幅な変更ということを考慮していくのではなかろうか。実は厚生大臣の意図と違って、総理大臣が直接任命するわけでございますから、この委員の構成、委員の考え方次第によっては、そういう方向にも発展する危険性があるのではなかろうか。そうしますると、私どもはこの委員会でいろいろと厚生大臣の御見解を承って参りましたけれども、厚生大臣の御見解をそのままのみ込むわけには参らぬというような事情もございます。そこで、そういう危惧というものに対して日医の方ではどういうふうにお考えになっておりますのか、この際私どももこの法案の行く先につきましては非常に関心を持っておりますので、この際そういう点につきましても御所見を承っておきたい。

発言情報

speech_id: 104004410X03319620425_012

発言者: 河野正

speaker_id: 33141

日付: 1962-04-25

院: 衆議院

会議名: 社会労働委員会