武見太郎の発言 (社会労働委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○武見参考人 先ほど売手、買手の問題がございましたが、末高教授の御発言は、あの社会保障制度審議会のたたき台になりました問題点とほとんど同じでありまして、将来の国家管理という点の内容を御説明になったのでありますが、私が伺って感じました点から申しますと、医者は月給をやって食わしておけば、それで一文句が出ないだろうというふうな考え方でございます。プロフェッションというものは、末高教授も御指摘になっておりますが、プロフェッショナルなスピリットもございますし、プロフェッショナルな自由もございます。金の問題だけでいかないことを逆の面から私ははっきりとしておきたいと思いますが、国家管理によって月給制度にいたしましたイギリスにおきましてすらも、末高教授が最もあこがれておられるイギリスの方式にいたしましても、トラブルがほとんど年じゅうございます。しかもイギリスにおきましては、医師は国家公務員であるけれども、専門職業であるから、不平不満に対しては仲裁裁定機関がなければならないということでありまして、イギリスにおいては仲裁裁定機関を作っているくらいであります。ですから、国家管理をやったから問題がなくなるということは、社会保障制度審議会が非常に即断していると私は考えます。
それから将来の形でございますが、これは私は、三時間くらい時間をいただきましたら、十分にお話し申し上げたいと思っております。