天田勝正の発言 (農林水産委員会)
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○天田勝正君 私らが聞いてみてもおよそ不思議なのは、一体その報告は定性分析ですか、定量分析ですか、それを藤井何がしという人ははっきりしてきましたか。というのは、清澤さんもさっきから指摘されておりますけれども、これはその第二海堡どうのこうのといいましたが、私どもが視察した際に全部の方がちゃんと見ておるのですが、あの突堤にくっついた油などというのは、急になくなるようなものじゃないのです。私どもが報告を聞いた際に地元の県会議員でありましたか、さっそくにその干がたになったところへ油に染まった砂を一定の場所へ埋めて、だからそれを掘り出せばちゃんとそれまで証拠が明らかでありますと、こういうことを言われている。ところがその役場で説明を聞いた際、油だからどっかへ行っちまうのじゃないかというふうに私どもは実はその説明を不思議に思いながら聞いていた。ところが、突提まで行ってみたところが、なるほどなんで、とても普通でいえばコールタールのごときものが今だって落ちっこない。あの突堤にぴったりくっついてとても離れるものではありません。さらにどこの漁港でも入江のごときものがありますけれども、その入江にはものすごい濃度で、われわれの目で見れば水面には全部油がすき間なく漂っているのです。ですからそういうところを取れば、どうも油の分が少な過ぎてわからないという状態じゃない。行ってみないからそういうことをおっしゃる。一カ月以上もたった入江でもぴったり油が一ぱいで、今言ったように突堤には油が全部付着して、その油たるや普通われわれが想像するような油じゃなくて、コールタールごとき、今だっておそらく落ちているはずはない。そういうものを取れば痕跡認めがたしなんていうことになるはずはないのであって、何かわざわざ痕跡のないところへ行って取ったというふうにしか現地を見た者では感じられない。でありますから、かりにわれわれはどうも今の科学技術からすれば不思議だというのは、たとえば犯罪者が毒物をびんへ入れた。そいつをすっかり洗ってやっても、なおかつ痕跡があってちゃんと検出することができるというのが、例は違いますけれども、犯罪捜査の場合の例だと思う。そういうのから見れば、現に油のあるところから取れば、どんな材料であろうとも、それは性質というものはわからなければなりません。これをですからあなたが取っておる報告というのは、一体わざわざそういう油のないところを取ったのか、取らないのか、その青堀地区で取ったのなら、私の行ったとき、青堀で見たのですから現実に突堤に張りついている。そんなおかしい報告はないので、わざわざ油のないところを取り上げたとしか思えないけれども、その点はどうなんです、同時に今言った定性分析なのか、定量分析なのか、両方やったのか、それがわからないとするならば、日本の科学技術はおよそ信用ができない、こういうことになるわけですがどうですか。