千田正の発言 (農林水産委員会)
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○千田正君 これは僕は、次長さん、できないということは、これは数年前にここでやったときも真珠業者の圧迫を受けて、あなた方の、あなたはそのときの当事者じゃないけれども、水産庁側がむしろ押されて敗退した結果がざる法みたいな法律になってしまった。今度の法律だってそうですよ、衆議院の段階ではそういうふうな考えがいろいろあるかもしれませんけれども、私は参議院としては、もっとこれは深刻に考えなければならないんじゃないか。ということは真珠自体はアメリカが一番の市場ですわ、アメリカに行くというと、ユダヤ人にそれは牛耳られておる。日本で毎月一回神戸と熱海でこれの入札をやられるけれども、これは現にアメリカ資本の背景によって動かされておる。そういう真珠の売れ行きの実態、それから国際的な市場価値の問題等を考えてくるというと、しょっちゅうしわ寄せが漁民のほうへ来て、漁民がやりたくてもやれないんだ、資本のうんとかかるほうが優先順位が先であってというふうな誤解した概念が入っていたんでは、いつまでたったって、あなた方が言うような農漁業協同組合の育成強化ということにはならない。だから育成強化をやるんだ、沿岸漁業者のための特別の考え方をし、ほんとうに地元の業者の利益を守るんだという大本から、これは真珠の問題についてはくずれているじゃなか。どうして併置して一緒に同じようにやってゆくんだということができないのかということが、私には不思議でならない。今まではそうであったけれども、この際改正を機として漁業協同組合に対しても同じような同列な順位を与えたって差しつかえないんじゃないか、それがいわゆる漁業法改正の根本である沿岸漁民の利益を守るという理由と合致するゆえんだと思うんですが、どうもおかしい。その点は真珠業者にあなた方は圧迫を受けているんじゃないのかな。