坂本昭の発言 (予算委員会)

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○坂本昭君 国際情勢が、昨年は、ベルリンを中心としてきわめて切迫した状態でございました。ところが、ことしは舞台は回って、アジア、特に極東の地域がきわめて切迫した危険な状態になっております。私は、こういう点から、この切迫した国際情勢の中でも、特に軍事的に緊迫したアジアの外交諸問題を中心としてお尋ねをしていきたい。
 まず最初にお伺いしたい点は、三月三日ケネディ大統領の行なった大気圏内核実験再開決定の放送の問題であります。大統領の実験再開発表の前に、池田総理が事前通知を受けるべきであったことは、昨年六月の共同声明の中にも盛られております。しかし、それは、単によその国よりも一日か二日早く通告を受けるという、そういうことではなかったはずだと思う。どこで実験をするか、またその実験によって日本の国民がどういう災害を受けるか、そうしたことについてあらかじめ協議が行なわれるべきであったとわれわれは考える。しかも、ワシントンから伝えられてきたところによりますと、形の上では日本に対してきわめて慎重な考慮を払っているが、実際には日本の抗議は初めから問題にしていなかったと伝えられているではございませんか。こういうふうなアメリカの基本的な態度が重大な問題を私は含んでいると思うのですが、まずこの点について総理の御意見を承りたい。

発言情報

speech_id: 104015261X00519620305_012

発言者: 坂本昭

speaker_id: 17950

日付: 1962-03-05

院: 参議院

会議名: 予算委員会