山田節男の発言 (予算委員会)

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○山田節男君 私は民主社会党を代表いたしまして、ただいま議題となっております昭和三十七年度の一般会計予算につきまして総括質問をいたしたいと思いまするが、自民、社会党の諸君におきましては、問題を局限して深く掘り下げられましたが、私は各大臣お見えになっておりまするし、なるべくトピックを多くいたしまして、この議題になっている三十七年度の一般会計予算の問題点というものをただしたいと思うのであります。
 まず第一に、これは総理にお伺い申し上げたいのでありまするが、御承知のように昨年の上半期におきまして、池田総理が積極的ないわゆる経済政策と申しますか、とってこられましたのが、やや足踏みになったのであります。今、いろいろ原因ございまするが、とにかく少し行き過ぎの点を何とか是正しなくちゃいかぬ、そうしていわゆる長期にわたる経済成長の安定の基礎を作る、こういう御趣旨で、今回この二兆四千億というまあ非常に大型な予算が計上されておるわけでございます。私はこの点につきましてまずお伺いしたいと存じますることは、御存じのように、この池田総理の経済成長政策につきましては、すでに内外ともこれに対して、まあ賞賛をする面もありまするし、また批判をする向きもあったのでございます。きょうは、私は日本国民でありますから、日本国民の立場からこの二兆四千億の三十七年度の予算が、ほんとうに政府が今回の予算の編成の基本としてうたわれておるところの、長期にわたっての、安心のいく経済の成長率を今回五・四%としておりまするが、ほんとにこれをもって貫徹し得るんだという、こういう確信をお持ちなのかどうか、これはやはり国民が非常に心配しておる。もちろんこれは税制通であり、財政家であり、経済通の池田総理でありますから自信がおありだろうと思いまするけれども、今までの三十四年以来の景気と昨年の下半期からの景気の動向が非常に違うんじゃないか。これは国際関係もございまするが、そういう点の将来を見通しまするこの大型の予算に対しまして、一まつの不安を感ずるということは、これは国民が、すべてとは申しません、財界、金融界、われわれ国会におる者、あるいは一般の国民も、これは不安に思っておる点と思うのです。ですから、まずこの点につきまして総理の確信のほどをお伺いしたいと思います。

発言情報

speech_id: 104015261X00519620305_226

発言者: 山田節男

speaker_id: 17379

日付: 1962-03-05

院: 参議院

会議名: 予算委員会