千田正の発言 (予算委員会第三分科会)
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○千田正君 どうも私はむしろ民間会社を作ったほうがいいんじゃないか、こう思うのですよ。なぜかというと、よく総裁のおっしゃるように、金の問題じゃない、要員も十分すぐにはできない、それから資材もできない。これをせんじ詰めれば、予算の問題になってきますよ。私は、ある程度計画を立てて、そして十分に要員を養成しようとすればできないはずはないと思います。郵政事業の一番初めは、これは言うまでもなく、明治初年においてさえ、あの何もなかったときにおいてさえも、やろうという精神に立ったからこそ、初めて日本に郵政事業というものができて、電信電話もできてきた。私は、総裁以下そういう気持になれば、あるいはできないことはないのじゃないか。十年という年月からいいますと、今のいわゆる近代化の世の中に、これは十年なんていうなまぬるいことを考えていたのでは、これはたまったものではない、国民は。十年たたなければ、「一〇六」を呼んで一時間以内に向こうへ到達するということはできない、そんな気の長いことを言っては困りますよ。あなたも私もあと十年生きるのは私は疑問だと思っておる。それなのに電話もかからないうちに死んでしまうのは残念だと思いますので、それでもう少し早くこれは達成するようなことを考えてもらいたい。私は今の話をせんじ詰めると予算が十分じゃないからじゃないかと思う。要員を作るといったって、ある程度の金を出して、ある程度の待遇を考えれば、十分養成できると思う。資材にしたってそうだ。私はそういう点にもう少し研究なり、あるいは積極的な意欲を持っていただかないというと、この問題はいつまでたっても解決しないのじゃないかと私は思う。私はそう思いますよ。
それから後段の、今の現実の問題は、私はあとからあなた方の直接の人に申し上げます。こういうことではわれわれは仕事はできない。少なくとも国会議員としての立場においてわれわれは電話もつけていただいているし、スムーズに国民のための仕事をやろうと思っても、三時間も四時間も五時間もかかっても、なお通じない。本社を呼べば夜間の勤務の人もいない。そういうことでは、私はあなた方のほんとうの国民に対する答弁にはならないと思う。だからこの際真剣に考えていただきたいと思います。私はこれで質問を終わります。