飛鳥田一雄の発言 (外務委員会)
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○飛鳥田委員 エンジンをとめて滑空をするということは、現に偵察に従事する段階に入って行なうのです。それは少なくともジェーンの航空年鑑なり何なりをごらんになれば明らかに出ていることです。それは作業中です。従って、その滑空の時間あるいは滑空の距離などというものはそう大きなものとは言えないわけです。そう考えて参りますと、ユジノサハリンスクに、すなわち旧豊原にU2機が現われ得る行動範囲というものは、おのずからきまらなければならぬはずです。そのくらいのことをあなたの方で御検討にならないで、ただ日本にいないということだけを信じているというのでは、あまり子供っぽ過ぎはしないでしょうか。私は、試みに、最大限度の意味で、半径二千キロで豊原に点を置いて円をかいてみました。すると、その中に入るのは日本だけです。アリューシャン群島のキスカ島すら入らない。コマンドル島は入りますが、キスカ島すら入らない。そう考えてくれば、別に軍事的な知識のあるなしにかかわらず、ソビエトが、日本、トルコ、西ドイツ、こういうふうに指定することについて必ずしも無根拠と言えないのではないでしょうか。
それで、もう一つ伺いますが、このU2型機は航空母艦から発進できますか。