飛鳥田一雄の発言 (外務委員会)

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○飛鳥田委員 二年前を考えてみていただければ明らかだと思いますが、アメリカの政府の声明というものが何べんも何べんもひっくり返ったのを御記憶だろうと思います。そして、日本にもいないとそのときは言ったはずです。ところが、現実にはいたわけです。別に私は特定の国に対して悪意をもって想定するということはいたしませんが、しかし、ともかく今までそういうふうに何べんも声明がうそであったという実績があるわけですから、ただその政府の声明を信じているというだけで問題が片づくのかどうか。むしろあなたの方で今僕が申し上げたようなごく初歩的な疑問さえ発してみようとしないところに問題がある。ユジノサハリンスク地区に現われるとすれば、どうも日本以外に根拠地はないのではないか、こういう疑問すら発してみないということ自身が、国民に対して信頼感を与えるかどうか。アメリカ政府が今まで黒いジェット機について声明したことがどんなにうそであったか、こういうことについて、安保審議のときのいろいろな事情を見てみましょうか。まず、岸さんや赤城さんは、これが気象観測にしか従事していなかったということを盛んに述べておられる。しかし、それからわずかの後にスパイ飛行だということがはっきりしてきたではありませんか。そういう点を考えていただければ、アメリカの声明というものがそれだけでうのみにしていいものかどうか、もう一歩責任あるあなたとして踏み込んでいろいろな質問をしてみる必要があるのではありませんか。

発言情報

speech_id: 104103968X00619620919_016

発言者: 飛鳥田一雄

speaker_id: 8650

日付: 1962-09-19

院: 衆議院

会議名: 外務委員会