加藤陽三の発言 (内閣委員会)
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○加藤政府委員 ただいまの緒方先生のお尋ねは、防衛庁の組織一般に関する御質問のように思うのでございます。これは、警察予備隊の発足当時から、保安庁、防衛庁と変わりましたけれども、その際に、いわゆる自衛官でない職員の身分をどうするかということにつきましては、いろいろ検討したのでございます。この論議を重ねるうちに、われわれ内部におきまして、これは何と申しましても、一国の防衛というふうな任務を担当するものであるから、お互いの間に意思の疎通の欠けるようなものではいかぬ、やはり血が通った一体意識を持って働けるような役所にしなければいけないのじゃないかということからいたしまして、勤務の体制その他につきましても、自衛官と自衛官にあらざる他の職員とを同じく自衛隊法の規定によって律することにしまして、国家公務員の適用からはずしてきたのでございます。ただいま御指摘にありましたようなことは、運用の問題といたしましては、いろいろ気をつけていかなければならない点も多いと思います。しかし、それはそれといたしましても、制度として考えました場合には、われわれは今の通り、自衛官以外の一般の職員も、特別職として同じように防衛庁長官の人事監督のもとに服せしめることが適当であるという結論に達したわけでございます。