緒方孝男の発言 (内閣委員会)

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○緒方委員 先般のこの法案の審議の過程、また当時の行管のいろいろな審議の過程から見ても、各省の調達業務を一括してやるくらいな問題までも、いろいろ献策された向きもあるわけであります。川島行政管理庁長官は、非常に好奇心を持って聞いておったように考えられます。私は、今各省を統合しての調達業務などということは、なかなか容易なことではなかろうと思いますが、演習場、飛行場または防衛施設を、アメリカ軍、日本の自衛隊を問わず、同じ類似なものを民間と折衝するところの機関は、独立した一つの機関として調達庁に全部移管する、自衛隊自身は具体的な建設業務をやって、調達事務というものは全部調達庁の方につけていくということの方が、業務の一般化と民間に対する折衝その他に及ぼす影響から見て、最も適当な処置ではなかろうか。私は、何も自衛隊の全部なり、またはいわゆる平服の人たちは全部一般職にしてしまえということでなくて、調達業務は、米軍も日本の自衛隊も問わず、同じ類似な仕事をしておるものは統合した方がいいじゃないか、こういう考えの上に立って、しかも、それは自衛隊法に基づくものでなくて、一般職の形でもってこれはやらせるべきだ、こういうふうに考えておるわけですが、加藤さんはいろいろ御議論もあるだろうと思う。しかし、防衛庁長官は就任早々だ、こう言われておりますが、非常にうんちくのあることをいろいろ私は耳にしておるわけです。演習場なり飛行場の余分なものは、公営住宅の敷地として提供すべきだというようなお説を出したことは、私は、あなたともまだ十分に接触をせざるうちから、非常に尊敬の意を持っております。また、けさの新聞をみますと、自衛隊は田植えに行ってくれるというそうでありますから、まことにけっこうな話じゃなかろうか。いろいろあなたの新しい構想に大きな期待を持っております。この際、やはり国民に土地を売れとか売らぬとかいろいろな折衝をしておる者は、軍服の形で折衝するよりも、普通の国家公務員としてお話をする方が、事が平穏にいき、最も権威のある運営ができはしないか、こう考えるわけですが、長官のうんちくのほどを一つ聞かせていただきたい。

発言情報

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発言者: 緒方孝男

speaker_id: 17380

日付: 1962-09-01

院: 衆議院

会議名: 内閣委員会