横川正市の発言 (内閣委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○横川正市君 予算委員会も開かれていることですから、先に大臣に二、三質問を済ましてしまいたいと思いますが、同位議員からたび重ねて質問をされておりますので、その内容については御案内のことと思いますが、まず勧告をいつから実施するのかという点について、先般大蔵省の政務次官の意見を聞きますと、三つの問題で検討しているので、現有確答ができないということでありました。その一つは、国民経済全般に影響する問題、第二には、一般職の公務員以外の地方公務員、自衛隊ないしは三公社五現業等に影響する問題、それから最後に、財源の検討、こういうことで現在検討中だという答弁があったわけでありますが、私はまず第一に、国民経済全般に影響する問題では、さきに鶴園君の言った経済の移行に伴って公務員の生活環境から追っかけっここそすれ、このことが日本経済に悪影響するというような状態ではないということで、すみやかにこれは解決をしなければならぬのだと思っているし、それから地方公務員、三公社五現業、上自衛隊等についても経済上の問題から言えば同一問題があると思う。それにもまして私は、これは影響するところが大だからということで最後の結論を左右するようなものではなくて、結論というのはおのずと人事院の勧告については善処、尊重するというのが、これは従来から池田内閣のとってきた方針でありますから、そういう意味からいきますと、これは理由にして理由にならないという考え方を持っております。
 最後に、財源の検討ということがありますが、財源の検討というのは、私どもは、在来この問題についてぶつかって何回か勧告を実施させるためにそれぞれの当局と話し合いをして参りましたけれども、今一の勧告と前回の勧告との政府の出しぶりというものを見ておりますと、日本経済の成長を約束をしたいわゆる初年度における池田内閣の出しぶりというものは非常によかったです。ことに勧告が出るとほとんど一週間を出てずしてこれを実施することを閣議決定をいたしております。それから今はそういう意味合いからいきますと、私は政府の言っております国会答弁あるいは新聞等でのいろいろな記事を見ますと、経済の成長率は行き過ぎを是正したのだとは言いながら、相当深刻な手直しが必要となってきておるという段階なので、それでこの勧告の受け入れを渋っておるのではないか、こういう判断も成り立つような、今回の同等がおくれておるような事情にあると思う。そういう点を勘案してみますと、私どもは財源の検討というのはこれは一体いつ結論が出るものなのか たとえば経済のある程度の見通しが立って、その上に立って結論を出すものなのか、それとも財源というのは これは役人の手先の中で三時間もあればこれくらいのことは出てくるわけですね。通常ぴんときたらかんとちゃんとやるわけですよ。私どもはそういうものだと思う。ああひねりこうひねりするものじゃないと思う。そういう点を考えると、一体前者なのか後者なのか、財源の検討についてこの際はっきりしてもらいたい、こう思うわけです。大蔵省当局とは折衝されておられるわけでありまして、前回鶴園君の質問に対して大橋国務大臣は、実施のために、しかも五月実施のために努力をいたしますと言い、大蔵省は大臣じゃありませんでしたけれども、政務次官は、その確約もお茶を濁してここを立たれておりますから、どうも私どもとしてはふに落ちかれる状況で、審議がそのまま停滞しておる、こう思っておるわけです。きょうはもう少し、日時もたっておることでありますから明らかにしていきたいと思いますので、御答弁いただきたい。

発言情報

speech_id: 104114889X00719620828_002

発言者: 横川正市

speaker_id: 27228

日付: 1962-08-28

院: 参議院

会議名: 内閣委員会