横川正市の発言 (内閣委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○横川正市君 これは私は勧告のよって来たる性格について今ここで再認識をしていただくために時間を取ることは避けたいと思います。前回の人事院の勧告は、これは非常にすみやかな時期に実施をすることを政府は声明をいたして、そういう意味ではきわめて勧告実施についての熱意を示したわけですね。今回は私はその経済の手直しが相当大幅に必要だと、こういう点は一般のこの経済情勢でわかるわけですけれども、こう言えば、私どもの政府のあげ足を取るように思われるかもわかりませんが、事実はそうでなしに、やはり議会答弁その他をずっと通して見ても、必ずしも手直しというのは行き過ぎの手直しなんであって、経済の大きな手直しを必要とするような、不況への判断からのものではないということは、再々政府としては絶えず声明しているわけですね。そういうふうな状態から勘案してみると、私は今回の勧告の実施について、大橋大臣の所信表明もありましたように、大体人事院としては五月実施を勧告の中にうたっているわけですから、それが実施のできるようにという、そういう方向に向かって善処をされる、こういうことが当然勧告が出されてからとってきた態度だと思うのですよ。そこでこの議会一カ月の間にもう相当日時を経過して、最終幕を迎えようとしているわけですが、その最終幕を迎えようとしている段階で、なおかつ、大蔵省のその態度がはっきりしないから実施の期日がこの議会中には明らかにできないということでは、私はどうもちょっとそのつじつまが合わないと思うのですよ、今の判断からいって。政府の経済の判断、それから勧告の尊重、善処、今までの例、池田内閣の昨日のとった勧告の実施、いろいろなものを総合してみて、今回こういうふうにしぶっている内容についてはどうも理解ができない、もっとはっきり態度を表明すべきではないか、こう私は思うのですが、まさかここで言うまでどうこうという、そういう行為はできないととですから、ただこれで口で言って口で答弁してもらうのであって、実施するのはそちらのほうなんで、早く実施してほしいというのはこちらのほうですが、ただ言葉のやりとりだけで私どもはこの国会を過ごしてしまう、そうすると、七、八十万の公務員の皆さんは仕事を、するのに張り合いがないでしょう、実際には。何月から幾ら上がるということを明確にしないで議会は終わっちゃった。そうすれば一体どうするんですかということで、これから実施されるまで二カ月なり、三カ月なり、半年なり過ごすわけですからね。私は、そういう意味では、この際大臣としては、責任をもってどうします、こういったことが明らかにされていいんじゃないかと思うんですがね。