海原治の発言 (決算委員会)

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○海原政府委員 私どもがバッジと呼ばれております半自動化警戒管制式組織というものを必要とします理由は、ただいま大臣から御説明申し上げたことに尽きるわけでございますが、若干事務的な面での補足を申し上げますと、現在におきましてこのバッジの必要なことを判定するわけでございますので、大体いまから十年後までのわが国の防空作戦というものがいかなる形において考えらるべきであるかということにつきまして、それぞれの専門家の手でいろいろな場合につきましての検討を行なってきたわけでございます。これに基づきまして、現在ございますところの二十四カ所のレーダーサイトの今後の改善等も含めますが、こういうものを有効に活用するためには、現在それぞれの機械につきましては、人間の手でもってこれを運営しているわけです。たとえばある方向から侵入敵機が来たということになりますと、これにつきまして、そのスピードなり方角なり等を人間の手で計算いたします。それに基づいて待機しておりますところの要撃機をどこへ誘導するかということをやるわけでございます。これが彼我の航空機のスピードが非常に早くなりますと、人間の手による計算ということでは時間的にも非常に間に合わないのみならず、非常にその精度が落ちてくる、したがいまして、電子計算機等によりまして、適時的確に、予想会敵時点と申しておりますが、そういうものの計算をいたしております。それはかつ、人間の声でなしに、機械によりまして正確に機上のパイロットに伝達する、これによりまして要撃戦闘機は所要の地点に迅速に、かつ的確に誘導される、この辺に半自動化警戒管制組織の必要な点があるわけであります。世界各国におきましても、たとえばスエーデン、イギリスあるいはNATOの諸国等におきましては、こういう面の新しいものを私どもが考えておりますような半自動化の組織というものに現在換装中でございます。こういうことで、私どもは二次計画におきまして昭和四十一年度末にこの建設が終わるという前提のもとで、一応の計画を当時策定したわけでございますが、その線に従いまして、現在努力中のものが日本の現在のいろいろな条件下において最も一適当であるかということの最終的な詰めを行なっている段階でございます。

発言情報

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発言者: 海原治

speaker_id: 4884

日付: 1963-06-27

院: 衆議院

会議名: 決算委員会