野原覺の発言 (文教委員会)

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○野原(覺)委員 荒木さんは昭和二十九年は国会に席を占めておられましたか。昭和二十九年にこの学校給食法ができたときに、衆議院が附帯決議をあげたんです。御承知ですか。あなたの今の御答弁は、衆議院の決議を侵犯していますよ。これは大へんです。院の決議をあなたは無視したお考えを持っていらっしゃる。たしかここに同席しておる坂田さん、私も当時文教委員であった。私どもは坂田さんたちと一緒に、この学校給食法というものを審議したのです。たしか坂田さんではなかったかと思うのですが、学校給食を義務教育諸学校及び夜間の定時制高等学校の児童生徒全体に対して行なわなければならぬという附帯決議をあげたんです。だから昭和二十九年は、この給食法ができて発足間もないから、これは奨励法にするけれども、しかし可及的すみやかに全国の義務教育諸学校と夜間の定時制高校の児童生徒にはこれを普及させなければならぬというのが院の方針、院の決議だ。これは昭和二十九年の六月実施した学校給食法の附帯決議ですよ。これは怠慢じゃありませんか。あなたはこの附帯決議になぜ沿わないのです。市町村がやればそれに従うというようなことは私はどうもなまぬるいと思うのですよ。やはりもっと強力な積極的な指導と申しますか、努力が必要ではないかと思う。給食の普及していないところを見ると山村僻地でしょう。ところが保健所の身体検査なりいろいろな学者の意見によると、山村僻地の子供は遺憾なことに栄養失調が多いということになっておる。病気にかかる率が高いということになっておる。子供の病気にかかる率と給食の普及率が今日は逆比例をしておる。給食普及率の高いところは有症率は低い。有症率の高いところは給食普及率が低い。子供の教育、子供の健康管理については文部大臣が責任を持っておられるはずですね。どうも設置義務者に強制すべきではないとか、御答弁を承りますと、いまだに年次計画を持たない。少なくとも衆議院のこの附帯決議は、年次計画くらい立てて文部省は努力せいということなんです。この点文部大臣どう考えますか。

発言情報

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発言者: 野原覺

speaker_id: 16407

日付: 1963-03-20

院: 衆議院

会議名: 文教委員会