森元治郎の発言 (外務委員会)
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○森元治郎君 それから大臣、核兵器の持ち込みについて、事前協議との関係で二点伺いたいと思いますが、事前協議の主題とするとなっていますね、交換公文は、核兵器の場合。この場合に、あの交換公文では、同意とか合意とかいう——この前の安保条約の審議のときに問題になった同意とか合意とかいう字をとうとう取りつけられなくて終わってしまって、単に事前協議の主題とすると交換公文にはなっておりますが、事前協議に入った場合、協議は、アメリカはぜひ持ち込みたいと言っても、どんなことがあっても核兵器は反対である、使わせない、持ち込ませないということを主張し、それがために協議がととのわなくてもおやりになると明言できますか、それが一点。
それから第二点は、今まで核兵器というと、ともすると常識的に、広島にB29が運んできたような形の大きなもの、そういうのがこれまでの観念であったが、近代化によって小さいものになり、飛行機で使うもの、あるいは戦車で撃ち出すもの、あるいはミサイルで地上から地対空で飛行機をやるもの、海軍、空軍、陸軍によっていろんな形、いろんな小さいものもできてきたのでありまするが、持ち込み反対ということには、完成品、でき上がった完成品の持ち込みを反対するのか、あるいは持ち込んでも、ばらばらになっている、これをつなぎ合わせて初めて一つの爆弾となるのでありますが、不完全な品物、完成品は持ち込んでいけないが、ばらばらならいいのか。それからもう一つは、完成品はいけないとするならば、ばらばらで持ち込んでくるが装備してはいかん、装着してはいかん、飛行機、タンク等の装着ですね。飛行機で原水爆を運べるような装着をしていかん。装着に関連していろいろ問題が出てくるのです、最近事情が変わってきましたから。もう一ぺん伺います。事前協議で協議がととのわなくても、アメリカが何と言おうとも、ぶちこわして毛核兵器は反対すると、この際明言できるかどうか。それから持ち込み拒否といいますか、完成品の持ち込みを拒否するのか、完成品でなくばらばらであれば、まだ核兵器としての力を発揮できませんですからそれはかまわないが、ただ装着するのはいけないというのか。こういう点について伺います。